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2025 十月尽雑記

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  昨日は産休を終えて明日から2年以上ぶりに仕事に復帰する娘に、「子ども二人も保育園に入るし、新生活パターンに慣れるまで当分会えないかも」と言われて急遽会いに都心へ。 クルマか自転車か、手段を最後まで迷ったが、秋晴れの中だったというのが決め手で自転車にしたが、いやはや、往復40kmは間違いなく、疲れた。写真は往路の神宮外苑、絵画館を遠くに望んだ。この絵画館脇で、EUROXのデビュー・シングル『COLD LINE』のジャケ写が撮影された・・・のは、え、41年前! 孫娘は2歳と8ヶ月、心身とも成長著しく、目を細めることばかり。「おじいちゃん」を連発してくれて、前々回までの人見知りがウソのようだった。 * 往路はまず大久保通りとなった。牛込柳町までは1999年から2005年までの私の<テリトリー>だったところで、狛江に回帰してから何回か訪れてはいるけれど、懐かしさは断然衰えてしまっている。柳町の交差点で左折、外苑東通りに入り、別に行きたかったわけではないが防衛省前を通った。 市谷に 沈める滝や 憂国忌 20年以上前に詠んだ我が句。三島さんの自裁記念日が迫ってきた。「アメリカの走狗」となっている今の日本を三島さんはどう論難しただろうか。 原宿から井の頭通りコースへ。原宿の超絶レベルの人混みは「日本人」と外国人旅行客の数が半々というようなことではなかったか。しかもハロウィーンの格好をした人たちも数いて、三島さん、こんな風景見たら卒倒しただろうな。 よく使う淡島通りへ抜けるつもりで走っていて、風情がよく似ている道に出たが、どうも違うなと思ったら、駒場通りだった。初めて通る。いくらなんでもと言うくらい古めかしい東大の時計台に不気味さすら感じたなあ。 ここは1935年以降50年まで第一高等学校(一高)だったらしい。と言うことは、三島さんも通ったわけか。(別に三島さんにこだわって書いていないのだけれど。) 間違ひ。三島さんは東大入学までは学習院だつた。 そんなこんなで世田谷の自宅に着くと、疲れてしまい、風呂に入って早々に寝入ってしまい、このブログ開始以来1日も欠かさなかった更新が途絶えたのだった。 だからど〜した。 追記 私の住む世田谷区砧地域から娘夫婦の住む都心某所までは直線距離だと7kmしかないそうだ。当然道路を使って歩くと10~12kmとのこと。私は道路による最短距離で...

Everyone oughta kneel down

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先ほど(29日午前5時20分)撮ったご近所さんの集合住宅前にある木立から覗いた東雲。 * 昨日はもう十数年も前に(あえて正確に書かない)連れ合いが「義父の娘」となった記念の日だった。彼女はなんとか職場から少しだけ早く帰ってきて、調布市の某所でそれなり<ハレの日>にふさわしい食事をした。 その間私はずっとAbemaの終盤戦に入った王座戦中継をiPhoneでチラチラ見ていたけれど、画面が小さすぎてあまり集中できないし、イヤフォンをしているのもナニだから、音声は聴かず、ちゃんと義父の娘とは会話をしながらご馳走をいただいた。 家に帰って大きな画面で見られるようになって、評価値がずっと伊藤優勢のまま。いよいよ私が数日前に予言した、いや願った、去年甲府における叡王戦での伊藤タイトル奪取の再現が同じ場所で起こることに興奮していた。まもなく藤井王座投了。 <私は藤井さんが八冠達成されるまでずっと彼の大ファンでした。それが実現して醒めたところも少しあるかもしれませんが、それよりももっと、ちゃんと八冠を本当に脅かす、つまりタイトル奪取可能な好敵手が将棋界のためにも必要だとも同時に思うようになり、二冠と同じ世田谷区民でもあり、またEテレの「カラフル」をリアルタイムで視聴した者として、伊藤二冠<も>応援するようになり、おそらく将棋史開闢以来の大天才に本当のライバルが登場したことを喜びたいと思っています。> と朝日新聞のYouTubeチャンネルに書き込んだのだった。 * ワールド・シリーズ第3戦、もうほんと、crazyだよ。大谷さん、もうこの人の偉業について言うべきこと、語彙がないです。なんですか、9打席9出塁だっけ。4打数4安打、全て長打、内本塁打2。そして申告敬遠4つって! もう、大谷さんったら! Everyone oughta kneel down. 追記   Roberts監督のトライネン愛はいただけない。あれで延長18回になり、大谷さんが疲弊してしまった。何度同じ失敗をすれば気が済むのか。

2025 晩秋雑記

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  東京も少しずつ紅葉・黄葉が始まっている。ハナミズキが逸早いようだ。そしてこのNHK技研のカツラの木。今朝は雨は降っていないが雲多く、暗めな写真となっているけれど、その分冷気を感じさせる。 * 山本由伸投手が完投後にダッグアウトの複数のペットボトル片付けをしている姿が写されて話題を呼んだ。大谷翔平さんのフィールド内ゴミ拾いも有名な話。そこで、日本人の美徳、と「日本人」たちは鼻高々となる。 まあね。 みんながみんなそうではなく、もちろん例外的に公衆道徳を守らぬ者もいないではないとか言うが、守らぬ者、例外的どころか、少なくないぞというのが私の感想、実感。今朝なんか、私の好きな散歩コースの道になんと使用済みオムツが捨ててあったぞ。外国人観光客が日本の清潔さとかに感動するビデオをよく見るけれど、その人たちの国に比べればというあくまで相対的な話でしかないはず。また、相変わらず交通ルールを守らぬ者おびただしく、何が日本人の美徳だ、と呆れ果てる。 昨日成城2丁目の交差点でのこと。こちらが優先道路。自転車でもちろん左側通行をして交差点ゆえ低速運転していたら、左から一時停止しないクルマが右折してきて私と接触寸前となった。ところがなんと私の慌てぶりを嫌そうな表情で一瞥し、そのまま走り去って行ったのだ。一体何なんだ。 * 今日は将棋王座戦最終局、そしてMLB、WS第3戦。いやあ、忙しい。将棋はもちろん世田谷区民同士として伊藤匠叡王応援です!

朝から言語学(そう大したもんじゃない)

昨夜3週間ぶりに義父と食事。義父が腸に不調があって1週スキップしていたのだが、回復。元気そうでよかった。すき焼き定食をおいしそうに食べ、その様子は健啖家という風情。心配は吹き飛んだ。もうすぐ88歳、米寿である。 * Mooさんが白川博士の字源解釈を批判するサイトで博士と批判者の両論を読みつつ、「鮮」の字がなぜ「少ない」という意味になるかを調べたそう。しかし今ひとつピンとこなかったと。私も読んでみたが、批判者の文中<「魚+羊」を合わせただけのきわめて舌足らず(情報不足)な図形で、何とでも解釈できる>とあって、笑ってしまった。それでも、「鮮」は<「斯・析・洒・洗」などと同様で>「切り分け、バラバラにする」というコア・イメージから「区切りがついてはっきりしている」、切り分けられて小さくなるから「数量が少なくなる」となった、とするのだが、批判者は藤堂明保先生のお弟子筋らしいのだけれど、これはたとえ「何とでも解釈できる」とは言っても牽強付会な感じが否めない。 Grokだと、「鮮」は活きがいい=鮮やかであることを表し(魚や羊の肉が)、魚なら、Mooさんの故郷富山の「きときと」のことだ。そして古代、そうした鮮度高いものにありつくことは稀であった、希少であったから、「少ない」という意味が生じたというようなことを教えてくれた。こっちの方が腑に落ちる。 昔書いたことがあるけれど、「生き生き」という言葉は「生き」を重ねることでまさに生きの良さを表している。「きときと」も「ぴちぴち」もそうだ。翻って英語で「鮮やかさ」を表す語として「vivid」があるけれど、この「vi」は「生」であり、「生き生き」や「生々しい」と同じでやはり「vi」を重ねている。日本語と全く同じ発想の語と言っていい。 この「vivid」はラテン語「vividus」からで、イタリア語もフランス語もスペイン語もその派生語を用いている。しかし同じ印欧語でもゲルマン派やケルト派の言語はそういう同音反復の語で「生き生き」を表していないようだ。おもしろいね。 英語はだからラテン語由来のvividを受け継ぎつつ、ゲルマン派の言語として「lively」という日本では<やまとことば>に相当するゲルマン民族古来からの語彙ももちろん持っている。古英語では「liflic」であり、おそらく発音は「リフリヒ」だったろう。現代オランダ語(ゲルマン派)で...

今日は姉の誕生日 〜しかし日記は関係なく

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おそらく蕎麦の花に両岸覆われた二子玉川の野川最下流域 山本由伸投手、圧巻の同一ポストシーズン2回目の完投勝利。Dave Roberts監督がピッチャー交代で動かなければDodgersは勝つ。(笑) * この宇宙はあまりにも良くできていて、インテリジェント・デザイン論が生まれ、神の存在が語られるのだけれど、それに対抗する仮説としてマルティヴァース理論がある。超弦理論からも支持される、10の何千乗もの泡のような宇宙が生成して、その中で、その完璧さに「神の意図がある」と賛嘆する生き物が生まれ出(いず)る宇宙がすさまじく低い確率で偶々できたとする考え方だ。 宇宙がいくつもあるという考えは仏教にもあって、それぞれの宇宙にブッダが、如来がおわします、と。神道なら、八百万の神で話は終わり。その神は何も地球だけにおわすわけではないとすればバッチリだ。 * KのVlogで私は寂しがり屋だと言われてしまった。まあ、彼と城北地区に暮らした頃、つまり上京間もない頃はそうだった。でも今はそうでもないぞ。花鳥風月が友であるから。歳もとったしね、よそ様との交流で煩わしいことなどあったりすれば、独りが気楽って思うこと多いぞ。だからそういうことがないよう、予防的に人付き合いを減らす方向になるし、極端までいく人だっているんじゃないか。 Kだってどなたかとつるんでいて楽しいことばかりではないはず。でもまあ、彼は「モテる(自認)」からあんまり孤独感に苛まれることはないだろう。それでも、よそ様に合わせてばかりいれば厭になるに違いなく、何事もほどほどの付き合いがよろしいようで。

いつ歌を再開すんだ、MNEMO

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 また、と言っていいだろう、東京は雨、すっきり秋晴れの日がなかなか来ない。 写真はおとといの二子玉川付近の景。 * 私が中1から英語をお教えしているX(さん、君、いずれもつけない。性別が示唆されるから。)は、中2あたりから不登校気味になり、高校1年の今は通信制の学校に所属している。強烈な頭痛と腹痛がperiodicallyに(日本語が浮かばない、失礼)襲い、たまに私の授業にも出られない時がある。それでも、通っている病院の医師に最近「英語は好き。担当のMNEMO先生の授業がおもしろいから」と<またも>そう言ってくれたらしく、私がXのアカデミックな興味を未来へと繋いでいる砦のようになっているのだ。お母上に感謝されることしきり。 高2の男子2人は、高1から指導しており、まだ英語学習のMNEMOismが徹底しておらず、高3や高1に比べると成績は落ちる。その2人、中学からずっと英語が不得意でまた当然嫌いだった。それでも高1段階ですでに克服の兆しがあって、<中の上>あたりまで成績が上昇していた。しかしまたそれでも私が毎回課す復習テストで合格の60点以上を取ることは稀で、またどちらかが合格してももう一方が不合格ということを繰り返してきた。先週私はもう高2も後半もいいところ、大学入試を見据えるならもう待ったなしだと激励したら、昨日二人とも合格。初の快挙。しかも二人とも70点以上をとった。これも初。これまではどちらかが合格しても60点台だった。感動したわ、やっぱり。 高1と高3の生徒らは、英語校内1位をとる者2人、1人は5番以内をとり、総合成績で1位、そしてもう一人は英語は2位、総合で3位、ということで私も鼻高々。 なんだかね、musicianのMNEMOは今、English teacherのMNEMOに相当<侵食>されてますなあ。

プロしか信じない

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  昨日、私が肉親を次々亡くして鬱状態になった頃に私を慰めてくれた狛江市の旧第七小学校近くの金木犀の許へ。今年も開花時に挨拶しに行くことができた。感謝しきり。「来年も、またさらにその翌年も、ずっとずっと、会おうね」と声をかけた。 * 昨日人間(じんかん)のこと、すなわち人事、そして政治への関わりを忌避する気持ちを書いた。子や孫がこれから長く生きていく世があるのに、こっちはもう老い先長くないから関わりたくないとするのはずるく無責任なのは承知している。 私が最も書きたかったのは、政治家の多くが「天職に命を懸けていない。素人だらけ」としたためたところだ。その筆頭に現総理大臣がいる。「元・米国連邦議会調査官」と名乗って彼女はTV界に進出した。「カイロ大学主席卒業」の人と時期もほぼ同じ、非常によく似ている経緯だった。 「米国連邦議会」で「調査官」ができるほどの人なら、なぜあんなに英語がまずいのか。彼女がプロンプターを駆使しつつ、心こもらぬスピーチをしているビデオを見て思わず仰け反った。このレベルで「米国連邦議会調査官」など務まるはずがない。 その肩書きでTV界に出て、その知名度で政界に転じ、とうとう人臣位を極めた。元々が虚しい実力で始まって、後にその「売り」の力をなんとか辻褄合わせでも高めたとは到底言えない。公開討論会のような場で1分の即興英語スピーチもできなかった(敢えてしなかったとは言わせない)。 こういう「天職に命を懸けていない。素人」と言うしかない「国際派」はずだった政治家が首相になってしまう、周りがさせてしまう今の日本を憂う。そしてその憂いが今ほぼ絶望感にまで到達したのだ。 次の選挙でまた私は本当の政治家を探し、投票する。それしか私にはできそうにない。

我人事ニ関セズ

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久しぶりに未明に歩きに出た。多摩川べりとかはどうか知らないが、近所の草地や木々の陰で鳴く虫はもういなくなった。 靴音のひときは響く冬隣 もう十数年前の一句。当時は登戸から狛江市のcondoへと徒歩で帰っていた。とうとう多摩川の辺りの道でも秋の虫の声が聞こえなくなった夜だった。 今夏、花巻の「イギリス海岸」、増水した北上川 * Dodgersのワールドシリーズの相手はトロント・ブルージェイズとなった(マリナーズ残念)。 https://www.youtube.com/watch?v=sWR4a4GnClw&list=LL&index=6&t=21s 大谷さんの偉業があって、「史上最高の野球選手」であることを認めないディレク・ジーターの発言を巡って喧しいことになっているらしく、そのヤンキースの元キャプテンは大谷さんに嫉妬しているのだとする多くの大谷擁護の「レジェンド」たちのうち、的確な批評を上のビデオで聴いてほとほと感心した次第。「レジェンド」や監督などになる人の高い知性に感服する。 * 政治のこと、知らない。我関せずだ。 養老孟司さんが肺がんを患っている中、去る6月1日に名古屋の真宗大谷派別院で講演されている。 https://www.youtube.com/watch?v=Bnbrmb7B4yw&list=LL 抗がん剤がよく効いていて、病巣がてきめんに小さくなったそうで、寛解状態なのかはわからないが、<元気に>とは言えないものの、公の場に出ておられる。 上の講演の中、養老さんが最も好きな日本古典『方丈記』のことをまた語られている。鴨長明は「源平合戦=治承・寿永の乱」当時に生きていて、また大火、大風、大飢饉、大地震を相次いで経験している。 養老さんが指摘するのだが、おもしろいのは、鴨長明は天変地異や飢饉のことは書くが、戦については直接触れないのだ、と。人事は福原遷都(平清盛のしたこと)だけ触れていてあとはみな自然の災害災禍のことだったと。人の事(=政争)など関心がなかったのだ。 私は共感する。 最大の人事=国政について無関心でいることは罪だろう。私は無関心ではない。投票は必ずしているし。しかし、今般政治を司る者たちに関心を寄せること、ましてや共感すること、支持することはほとんどない。はっきり言って、彼ら彼女らの多くは腐りきっている。大...

やさしいまたは明晰な内容を語る言葉は何語であってもすてきに響く

高3の授業準備で大変な水曜日。なにしろ学校の教科書指導を終え、すべての教材を私が用意しなければならない時期に入ったので尚更なのだ。参るぜ、アミーゴ。さらに復習テスト作りは、教材が多くなったがゆえ倍の時間がかかる。泣きたい。 * 東京は憂鬱な空模様が続いている。どんな天気にも趣き有りだけれど、同じ傾向が長く続いちゃだめよ、さすがに。明日は晴れる? * 高1の教材として有名人の言葉の引用集を作っている。 “Two things are infinite: the universe and human stupidity; and I'm not sure about the universe.”  ― Albert Einstein   「2つのものが限りありませんね、宇宙と人間の愚かさです。そして私は宇宙の方には確信がありません。」  〜アルバート・アインシュタイン (MNEMO訳) ・・・つまり、人間の無限の愚かさには確信があるんですよ。 その英文をGoogleにドイツ語にしてもらう。 "Zwei Dinge sind grenzenlos: das Universum und die menschliche Dummheit, und beim Universum bin ich mir nicht so sicher." 「ツヴァイ・ディンゲ・ズィント・グレンツェンロス---」 ドイツ語もいいなあ。ナチの主張を伝えるものでないと。

花散ると言ふより星散る金木犀

豊昇龍ってあの朝青龍の甥っ子なんだね。そんなことも知らぬほど、大相撲から遠ざかっていました。反省。 * 東大の本郷教授が週刊文春で面白い記事を書いている。今回秀吉末期(まつご)の書状についての解釈は興味深かった。天下人として五大老に、特に家康に、秀頼への庇護を命令でなく「たのミ申し候」としたところで、秀吉はもう豊臣家の悲劇的命運を悟っていたのではないかというような趣旨だった。 子どもの頃、緒形拳さん主演のNHK大河ドラマ『太閤記』を観て、信じがたい大出世を遂げた人間の存在を知り憧れたものだった。なにしろ秀吉よりむしろ緒形さんが好きだったのが大きくて、だから秀吉にも好感を持ったのだった。次の年の大河ドラマ『源義経』ではその緒形さんが武蔵坊弁慶を演じ、小学1年の私はすっかり緒形拳さんに惚れ込んだ。 歳を取るとさすがに秀吉の悍ましいほどの俗物性、残酷性などに呆れ返ることになったし、義経さんの悲劇性についてはますます理解、同情できるようになり、弟殺しをした頼朝の非情に怒りがますます湧いたけれど、どちらにも言い分があったのだとも思えるようになっている。 そう、秀吉には一切の共感を持てなくなったのだ。一つだけ感心することがあるとしたら、字は上手だな、ということくらい。 * 秋雨前線がまだ居座っているとのこと。福テレ空ネットの齋藤予報士によれば、大陸の高気圧が太平洋高気圧を南下させるのはもうすぐらしい。爽やかな秋晴れの日が近い。 歩いていると至るところで金木犀の香り。福島ではその秋の香りを話題にしてもう1ヶ月近く経ったのではないか。東京はだからやっと福島の1ヶ月ほど前の気温になったということなのだろう。 前回空振りとなった多摩川住宅の金木犀の木々へ挨拶に行かなきゃなあ。でも雨がちなんだ、今日。 花散ると言ふより星散る金木犀 〜竜胆子

I wasn't born here in your country, but I'm happy here, thank you!

 Mooさんから、NLCSのMVP受賞セレモニーで大谷さんが少しは英語で受け答えたらよかった、それは礼儀だとした私の意見にご賛同をいただいた。 こういうことにうるさいアメリカ人は少なくないはず。「When in the US, speak as Americans do」というようなことをガミガミ言ってくる者が市井レベルでたくさんいるのだから。アメリカ人が創ったスポーツ競技で非アメリカ人がBabe Ruthなどを凌駕する存在なんて烏滸がましい、「Make MLB American Again」などと言い出しているMAGAたちも絶対にいるに違いない。「中米の出身者も多いし、白人以外も多すぎる」などとさえ言い出して「MMAA division of MAGA」などというような組織もできるか?(笑)アメリカ市民権を持っている者だけのリーグということから始まって、1947年前、つまり、初の黒人メイジャー・リーガーJackie Robinson誕生前まで戻せ、などと管を巻いている者が多数いても驚かない。 だから大谷さんは英語で公に感謝の意を示すべきだった、というのではないのだ。自分が命を懸けて打ち込んでいる、大好きなスポーツを生み出してくれたまさにその国で夢を叶えているのだから、「Thank you, America!」だけでもいい、<礼儀として>言うべきだった。それだけで上で書いたbigotry(頑迷固陋)は薄まるだろう。 大相撲ロンドン場所が行われた。Royal Albert HallのYouTubeチャンネルでその様子を見て胸が熱くなった。丁髷を結ったただの肥満児集団と看做すようなイギリス人がだれもいない「満員御礼」のあのロイヤル・アルバート・ホールで、日本独特の様式美を見せつけながら「rikishi」たちが心からの喝采を受けている様子に感動しない「日本人」はいないだろう。 https://www.youtube.com/watch?v=PDQEPapoKac&t=201s 上はその最終日のハイライト。 大相撲は、ハワイ出身の横綱から始まって、モンゴル人横綱も5人(?)戴いてきた。特に朝青龍や白鵬が強すぎて、日本人力士は何をしている、モンゴル相撲に負けたのか、などと言われた時期もあった。「国技」が非日本人に席捲されるのを良しとしない人が大勢いたのだ。それ...

DEIとICE

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  TwitterでもYouTubeでもいやはや大谷、大谷だ。当然だけれどね。過去にも今にも2-way playersがほとんどいないのだから、やることなすこと史上初だらけ。偉業が次々成されてなんだか驚嘆中枢(そんなもんあるか!)が麻痺してしまっている人多数では?オイラもそうだ。それでも3年前だったか実況のアナウンサーが「Shohei Ohtani, what can't he do?」と叫んだのを忘れない。「彼にできないことって何なんだ」と。 大谷さんの野球以外での凄さは、Dodgersで「DEI(Diversity, Equity, Inclusion:多様性・公平性・包摂)」を尊重する精神を体現していることだ。むろんTrumpが否定に躍起になっている価値観のことだ。彼ならきっと「MLBを<移民>に席捲されていいのか」などと思っているに違いない。 出場機会に恵まれない「韓国の英雄」キム・ヘソンを<ただ>後輩としてかわいがっている姿をTVでよく見る。当然キムくんにはフラストレイションが溜まっているはずで、腐るときも多々あろう。大谷さんや山本由伸投手が彼を孤立させていない場面を見ると、本当に偉大なプレイヤーというのは<ただ>open-mindedなのだなあと痛感する。国籍も何もないんだ。<ただ>野球に対して真摯で技術があり、「For the team」を貫ける者ならteammateとして敬う、それだけなんだ。 キムくんのチーム内ライバルとしては、レギュラーのエドマン内野手がいる。なんとエドマン君のお母さんは韓国人なのだ。互いに意識するところ大だろう。エドマン君の方は3年前WBCに韓国代表として出場し、チーム内で孤立し、もう2度と出ないと言っているそうだ。翻って同じWBCで日本代表として出場したカーディナルズのラーズ・ヌートバー外野手(祖父が広島人、母が日系米人)は「たっちゃん」と愛称を贈呈されるなど日本チームで大変な歓待を受け、「また出たい」と言っているのだ。日本チームのこのDEI精神はどうだ。すばらしいではないか。 DodgersにNLCSでスウィープされてしまったBrewers。その第2戦でMilwaukee在住の女性ファンが、近くで酔ってDodgersを応援する「Latino」米人、しかも退役軍人に対し、あまり腹が立って「Call ICE」と言ってしま...

I wish I could speak my mind in Englishとか一言だけでも

なんてぇプレイヤーだ、Shohei Ohtani...(「h」が多いな。) 1回ピッチャーとして確か3奪三振、そしてすぐ先頭打者本塁打・・・口がアングリ。次打席四球の後、今度は140mを超える大ホームラン・・・泣く。そして次の打席もセンターの深いところにホームラン・・・人間じゃない。どうかしてる。「Insane!」アメリカのMLBファンの何人がこの言葉を口にしたことか。いや、「No words...」か。 不振も言われて、帳尻合わせ、6回10奪三振という無双状態で3打数3本塁打、お釣りがくるほどのsuperhumanな活躍。この第4戦は大谷君だけで勝ったと言ってもいい。 ふっくらしたホッペが典型的東北の少年だなあってあらためて思う。そう、少年なんだよ、彼は31歳になっても。野球小僧。それも史上最高の野球小僧。 9回はRoki Sasakiという韻を踏む名前のやはり東北の野球小僧が締めくくった。岩手の人たちはどれほど鼻高々だろう。 Dodgersは、とにかく大谷がいなかったらここまで来ていない。誰もが認めるだろう。ひとつのチームをここまで引っ張るプレイヤーがこれまで存在しただろうか。 ところでNational League優勝のセレモニーで、やはりOhtaniさんは英語で応答しなかった。残念の一言。いいや、変なケチをつけているのではない。もう渡米して7年。いくらなんでも一言くらい英語で話さなきゃ。日本に7年もいる外国人相撲取りが優勝して一言も日本語の挨拶をしなかったら複雑な気持ちになるでしょう?それは礼儀の問題なんだ。それだけがいかにも残念。 おもしろかったのは、シャンパンファイトで部屋に入ってきたMuncyだったと思うけれど、ビール片手だったので見たら「Sapporo」だった。Budweiserがファイトのスポンサーなのに。笑った。Kと先日飲んだ時、Sapporoが外国人受けしていることを話し、彼もSapporoが一番好きだと言っていた。ただし今彼はbeer制限中だけれど。いや実はKも私も今やほとんど下戸になっている・・・ んなこたあ、どうでもいい。 おめでとう、LA Dodgers! おそらくSeattle Marinersとのワールド・シリーズになろう。サッカーで言えば、西海岸ダービーだ。Ichiroが現役だったら大笑いのシリーズになったのにね。なにしろがんばれ...

Stars

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家を出ると二日連続で満天の星。昨日は雨上がりだったから東京の空も澄み渡っていたしなあ。きっと有史以来、いや、それ以前から人類を魅了してきた三つ星とその周りの星々(ある場所でオリオン座と呼ばれるようになったものなど)が、ほとんど形を変えずに今日も見えている事実にあらためて感動する。それぞれの星たちはおおよそ数km/sから数十km/sの範囲で移動していると考えられていて、その「数キロ」の「数」が1だとしても時速3,600キロという速度なのに、この形が崩れるのは、数十万年後だそうだ。 * Dodgersのプレイヤーたちの仲の良さを微笑ましく見ている人が多い。Twitterでもそういう投稿が多い。そしてもちろん<アンチ>たちは、それぞれが年数十億円の稼ぎをするスター軍団の飛び抜けた才能が集積すれば強くて当然とし、そのきらびやかな天才たちの賛美し合いに鼻白む者たちも。超金持ち球団が強いのは当たり前じゃん、てか。まあね。 しかし昨日の試合でなんか、Mookie Bettsの天才ぶりは翔平さんに匹敵するんじゃないかって思ったなあ。彼の超ファインプレイがなかったら、Roki君、乱れていたかもよ。 さあ、Shoheiさん、今日はどうか。

源、平

アメリカでは消費の50パーセントを上位10パーセントの富裕層が占めている。これは確かな源からの情報だ。これがいわゆる「トリクルダウン(この富裕層の消費が中低所得層の雇用や所得に波及すること)」につながることはほぼ見込めないと。なんとなれば、それは主に高級品、旅行、サービス(レストランやレジャー)に集中してしまうから、とのこと。この偏りが<健在な経済>であるはずがないよね。日本はこの数字が30~35パーセントだそう。 * 高齢者になると、いろいろ若い頃には平気だったり、耐えられたことが、数秒も我慢できなくなるってある。これはなんかの記事でも一般的傾向としてあると書かれており、私だけのことではないだろう。 義父の娘が朝出勤で家を出るまでと或る局の情報番組をずっとつけっぱなしにするのだけれど、その枠で「エンタメ情報!」とかアナウンサーが言って朝も早からけたたましいコーナーが流れてくる。普通私はずっと自分の部屋にいるからどうでもいいのだけれど、たまにTVがある居間でコーヒーなどを淹れに行くというようなことがあって、そのエンタメ情報を否応なしに見聞きすることになると、本当に数秒も耐えられず、這々の体でやることやらず引っ込む。本当にどうでもいい情報すぎて、怒りが湧いてくるのだ。例えば、知りもしない芸能人の第二子出産って、本当に一体それがどうしたって言うんだ、とかね。悪罵を吐いて義父の娘の気分を害すわけにもいかないから、ただまっしぐらに居間を出て、自分の部屋へと引っ込む。 関心ゼロ(どころかマイナス?)のことに視覚聴覚のためのエネルギー、情報処理のための脳のエネルギーを1eVも使いたくない、と思うのだ。クソ爺化だね、つまり。 ガハハ。 * 今、「源平合戦」という言い方は歴史教科書で使われなくなりつつあるらしい。確かに、清和源氏一門と桓武平氏一門の戦いでは元々なかったしね。清和源氏の棟梁頼朝とその血筋の者たちが戦ったのは平清盛の一族一派であって、清盛がいわゆる桓武平氏の代表だったわけではない(常陸平氏や房総平氏などの祖高望王が実質葛原親王を祖とする桓武平氏の嫡流と言ってよく、清盛はその嫡男国香その嫡男貞盛の四男維衡の流れ、伊勢平氏という分派だ)し、桓武平氏の血筋でも頼朝に加勢した者も多い(千葉氏や三浦氏とか)。だから「治承・寿永の乱」というのが正式な呼称となっていると。

恵まれているよね、今の若者 (え?そうでもない?)

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 おととしの晩秋だったと思う、砧公園内のfoliage 昨夜は「subfornical organ=弓下器官」などというとんでもない解剖学用語が出てくる(訳註はあるがそれも英語)金沢大学の昨年度長文問題を解説したりして疲弊した。いくら6割とれりゃいいと言っても、やりすぎだよね。設問は大してむずかしくはないのだけれど、読解問題解法テクニック(いわゆる斜め読みと、設問を把握してから読むやり方とか)を濫用しせず、やはり設問にきっちり答えるなら問題文を全般にわたって読み込むことが要求されていると考えて真面目に解こうとすればするほど、普通の高3や浪人生などには過度な要求をしていると言わざるを得ない。無駄な労力を強いているのではないか、若人たちに。 * つい最近までタオルケット一枚で十分、さらに扇風機やエアコンまでつけて寝ていたのに、今や羽毛布団で包まった状態で目を覚ます。また秋をすっ飛ばす気ですか、地球温暖化。 * 山本由伸投手は12年契約で総額3億2500万ドル(約462億円)とのこと。年当たり38.5億円ということになる。羨ましいなどと言う気はさらさらない。それだけの責任を負わされていると考えると、とてもではないが、凡人には耐えられない重圧だ。その責任を目の前の1試合1試合での好投により果たすことでその時までかかったすべてのストレスが解消されるのだろうか。そんなことはあるまい。今回は良かったが、次回も同じというわけにはいかないかも知れないという想いが常に付き纏っているはずだ。努力しても巡り合わせ悪く、「え?あんなに高給をもらっていてこれ?」などと言われてしまうこともありうる人生を歩むのは辛かろう。 そういう道を選んだことだけで尊敬する。 * YouTube見ていると、looksがいい若者がもちろん容姿をさらしていろいろとやっている動画がおびただしくある。不肖私が例えばVIAだのEUROXなどにいた20歳代前半にこの媒体があったら、バシバシ動画撮ってuploadしていたろうな、と思う。あ、G String時代でもなんとかいけたかな。ハハ。 20歳代だったら、「売れるためには」って徹底して考えて、looks抜群の女性バンドメイトも入れたかもしれない。とにかく男女問わず人目を引いてナンボだと。もちろん音楽のクオリティも高く、ね。 今の時代に若者でなく生きているという巡り...

積み重ねなしで成果なし

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今日から朝の運動をポタリングからウォーキングに変えました。雨がシトシト、初日からちょいと鬱陶しい歩きとなりましたわ。 写真は去年の晩秋に撮った二子玉川付近の多摩川川原。 * 昨夜、これも野球はMLBのNLCS同様ずっと通して見ていたわけではないのですが、「日本代表逆転勝利!」というネット情報を義父の娘からおそわって、TVをつけたらキリン・チャレンジカップの試合後ハイライトの段になっていて、「いやはや、偉業だな」と感心した次第。 日本出身の若者たちが、到底追いつけないと思われていたサッカーと野球という競技で世界最高レベルの力を発揮するのを、TV観戦とは云え目の当たりにして、頼もしいなと思うものです。特にサッカーは競技人口、人気ともに世界一の球技であって、日本代表がそのトップチーム群の一角を成しつつあるのは驚嘆すべきことです。この事象を考えるに、それは、問題の多いJリーグではありますが、このサッカーのプロ化がなかったら、決してあり得なかったことだと思いますね。「税リーグ」などと今揶揄されていますけれどね。もし今回の日本代表の快挙を国民的に喜ぶのなら、川淵さんらの努力をやはり多としなければいけないでしょうね。  

求不得苦

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(おととい、瀬田のフラワーランドで。) TVつけたら、DodgersとBrewersのNLCS第1戦、朗希くんがなんと降板するところだった。「あらら」とか言いつつ、高3の生徒さんが書いた英作文の添削をするためTVを消す。そしてそれが終わってネットニュースの見出しやリード部分でその後トライネンが火消ししてDodgers先勝、大谷さんは無安打だったと知った。大谷さん、絶不調。(と書きつつ、敬遠2回だったって!失礼!) 厳しいよね、これが現実だ。MLBを席巻する勢いだった「岩手コンビ」が辛酸を舐めている。これを二人はただ糧にするしかない。それが人生。しかしそれでもまた、思うように人生など運べないと知るということの繰り返しで終わるんだね。 好事魔多し、と。唯一派閥を解散しないままできた北九州の財閥の坊ちゃんの支持をとりつけ、日本初の女性宰相になれると大歓喜して、ところがなんと自分の不徳でその夢の絵を完成するのに決定的なピースが欠けてしまうという憂き目に遭っている「元米国議会立法調査官」さん(「官」、bureaucrat!?)。厳しいね。これが現実だ。 いやいや、自分を高所に置いて冷笑していると言う勿れ。まず高所に置けるはずがねぇべ。そして何より、人生思うようになど運ばない、運べないってぇのはこっちもまったく同じなんでござんすよ、ええ。冷笑じゃないでしょ。ご同情申しあげるってぇやつだ。 「求不得苦」ですなあ。

もう暦では晩秋に入っているのに、まだ暑いね

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今撮ってきたばかりの空。 * これから仕事だ。がんばる高1生たち。R君は全科目総合で学年3位。すごいね。英語もおそらくそれくらい。英語をおもしろく学習できるよう、今日も全力だ。 * YouTubeのショートでおもしろいアメリカ人を発見。自転車で南西諸島を除く日本一周をするのだが、朝、途中で昼食、目的地で夕飯、とにかくバカ喰いする。1回のトリップの走行距離が長いから、まあ、それだけ食べても十分摂取と消費の釣り合いは取れているんだろう。トンカツやピザ、カレー、餃子などなどめちゃくちゃ食べるけれど、ご当地ラーメンも必ず食し、喜多方ラーメンも賞味。彼のラーメン評価ではAで、Very Goodのカテゴリー。醤油ベースのラーメンではナンバーワンだそうだ!それより上位S=The Bestは2つ、熊本と徳島のラーメンだそう。D=Not For Meは尾道とか。ひどッ。博多はC=So-Soで、なかなか手厳しい。札幌はこれかららしく、近くの函館塩ラーメンはB=Averageだそう。 * 「日本すごい!」のvideos多数。いいけどさ、あんまり植民地根性出すなよな、とKとも話したものだ。中には旅行中の白人(!)をつかまえて、飯奢るからビデオ撮らせてってぇやつ。アホくさ。もちろんPV稼いで元はとるって言うんだろうけれど、媚びて高価な食事を事実上でタダでさせる胸くそ悪い企画だよな。じゃあ、白人以外の外国人にもふるまってみろや。 * 公明党の助けなしで自民党、選挙勝てますかね。今まで公明・創価学会票あっての当選っていう人多かろうぞ。現自民党総裁とひょっとこ爺さん、彼ら彼女らを怒らせちゃったね。やばいぞ。 俺、覚えてるよ、まだ公明党が野党だった頃、自民党が創価学会のことで追及するぞって脅したことがあった。公明党、猛反発してたのに、突如連立ということになったんだ。さて今やそのとき絶対に守るべきだった本丸の方が亡くなった。そのこともおっきいんじゃない?

If your turn should come right now, do not panic

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Kと飲んできました。と言っても、ビール1杯とお銚子2合だけ。 話題は健康問題・・・とは云え、私と彼のことではなくて(お陰様で)。生老病死、あたりまえ。そういう話題が集中してくる年頃。仮令爾ノ番来リテモ狼狽スル勿レ。  

金木犀の開花はバラバラ

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昨日の秋晴れは貴重だったね、今朝はまた<重い>曇天。 * 掌返しってあるよね、ひっどい話だ。Roki Sasakiも春からずっと叩かれまくって、ところがこのポストシーズンでの空前絶後的活躍で、180度評価を転回、中には悪口雑言を投げつけていたのに「信じてたよ」なんて言い出す者すらいる。 公明党の連立離脱でも同じ。今までずっと、四半世紀も、自民党の補完勢力になってきて、「踏まれても蹴られてもついてゆきます下駄の雪」とまで言われてきたのに、ここにきて現総裁支持者たちから「せいせいした」などと言われてしまう。 政治と金の問題について自民党新総裁が覚悟のない態度をとったことが主原因とか言われているけれど、もちろんそれだけじゃない。まあ、いろいろあっても、公党の矜持を示したのならそれはそれで評価していいのでは?平和の党とか言われつつ、また自認しつつ、酷かったよね、ここまでのタカ派自民党への追従(ついしょう)ぶり。本当にそれじゃまずいということで反省、覚醒したのなら、連立解消という結果だけについては自民党新総裁支持派のみなさんと同じ、私も歓迎です。 * そうそう。昨日砧公園を自転車で走っていたら、東名高速脇の樹林帯でセミの声が。アブラゼミの声だった。10月にも生き残っている個体がいるのは知っていたけれど、やはり感動した。健気じゃのう。パートナーは見つかったでおじゃるか。 * 金木犀が香りだして、さあ、狛江市多摩川住宅脇の道路で咲いているだろう金木犀たちに挨拶をしなければと今朝は自転車を漕ぎ出した。肉親が次々亡くなっていった2011年からの数年間を経て、私は2013年辺りから鬱状態になったのだった。両親は87歳まで生きたのだからそれはしかたがないと思えたが、長兄64歳、従姉59歳での死にはかなり心をやられてしまったのだ。そして同時に白内障も出てきてしまい、マッサージ器具の誤用で上半身痛が起き、そのときは痛みの原因が分からず、「今度は俺か」と恐怖に苛まれたのだ。 そんな日々の中、ある秋の麗らかな午後、私は重い足取りで多摩川べりを歩き、多摩川住宅前の通称根川通りに置かれたベンチに座っていた。かなり年配の男性が離れたベンチに座っていて、そこに知り合いのこれまたお年寄りの男性が近づき一言、二言ことばを交わす。そしてそのお年寄りが今度は私の方へやってきて、「いい日和だね」と声をかけてきたの...

ロウキとヤマモドが談笑ー に思う

今NLDSの延長11回裏、Freemanが打席に立っている。三振。 どうなるのかね、Rokiはパーフェクトな中継ぎだった。実らせてあげたい。 その朗希くん、お役目ご苦労となってから、山本(やまもど)由伸とベンチで談笑していた。私は変なことを思う。大船渡の吉里吉里人と岡山・備前出身の山陽人(?)が難なく意思疎通できるってすごいなって。現代だからこそだ、もちろん。そしてそれって、いい反面、確実に吉里吉里語と備前語の部分的、ないしは大半の喪失も意味しているのを悲しく思う。 今劇的な幕。 フィリーズのリリーフ・ピッチャーが満塁でサヨナラ・エラー。 最初からビビっていたもんな。押し出しもあると思っていたぞい、ほんとに。 そのピッチャー、カーカリングは24歳でそうで、Rokiより1つ上。まったくビビらないRokiは役者が一枚も二枚も上だった。カーカリング、そしてフィリーズのみなさん、意気消沈でしょうが、すばらしい試合をありがとう! 追記 Kerkering投手のファーストネームってOrionなんだね!落ち込むな、今夜Orionに励まされて!

また会おうね

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  チロちゃん埋葬地のすぐ脇、枯れ草など燃えるものがないところに<恒例の>三つ星様(よう)線香を供えた。 39年前、狛江市東和泉の多摩川川原にチロちゃんの亡骸を埋めた。上に石を置いただけのお墓の前で当時の(!)連れ合いが小田急の鉄橋方向、つまり北西へ向かって手を合わせている姿を私が後ろで見ていると、明らかに、私の背中を何かが触れた。振り返ると、東南に満天の星々、特にオリオンが私と連れ合いを見つめるように輝いていた。チロちゃんはオリオンへ昇天した・・・そう確信した夜であった。 私は以来、本当の勉強を始めた。39年勉強してきて未だ無知蒙昧な人間であるけれど、しかし、何を歌うのかは掴めたと思っている。 チロちゃん、あらためてありがとう。 また会おうね。

これから行くよ、チロちゃん

風がちょっと吹いている。台風のずっと外側の風だろうね。ゆえに生暖かい。少し寝苦しかった。伊豆諸島の特に南の八丈島や青ヶ島は直撃という。どうぞご安全に! * 気圧低下だからということなのか、歯肉が激しくはないが疼いて、寝苦しさを倍加させた。いつも痛くなるところとはまったく逆の方の歯肉であって、ちょいと慌てている。 * 秋分もとっくに過ぎて、いやはや夜明けの遅くなったこと。ずっと未明・早朝ポタリングをやってきた身としては、時節の巡りの早さを実感する。日の出に合わせて自転車を漕ぎ出すと、もうお勤めの人たちと多くすれ違うことになる。極楽とんぼが駅の逆方向とかを薄暗い中にフラフラ飛んでいるときっと彼ら彼女らは不快だろうな。だから、これからは通勤通学時間帯が終わった後に自転車を漕いだり歩いたりするのだ。 * さて今日はJohn Lennonの誕生日なのだが、子猫チロちゃんを多摩川の河原に埋葬して39年経った日でもある。これから行くぞ!で、そのお墓参り後、またね!

もろもろ日記 2025年神無月六日

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昨日Kがライブ演奏で8月以来(?)再び行ったいわきの土産を手渡してくれるというので八幡山で会った。が、どうにも浮かない顔をしているから訳を訊くと、ライブ演奏などでいくつかトラブルがあったようだった。中でもセットリスト中2曲を時間が押したことで演奏できなかったことが最も悔しそうだった。きめ細かく指示を出す仕切り屋のIくんがいてそうなってしまうなんてな。 * 伊藤叡王、昨日王座戦第4局で完敗。これで2勝2敗のタイ。決勝局は山梨甲府で。この流れ、伊藤匠くんが叡王を藤井八冠から奪った流れとまったく同じ。甲府で験の良さを証明できるか?なんだかできるような気がするんだ。 * 昨日の佐々木朗希のsaveには痺れた。痺れたが、Dodgersのロバーツ監督の采配ミスで、なくてよかった接戦泥試合の様相になってしまった。結果論と言われるだろうけれど、結果がすべてなんだよなあ、特にスポーツは。9回裏、はじめからRokiを出さなかったこと、不調のトライネンを起用したことはどう考えてもポストシーズン・シリーズの采配ではない。これは素人でも分かる。 * 昨日KにASAHIがサイバーアタックを受けてエラいことになっているとおそわった。「なんだ、知らねぇのガ!」と呆れられてしまった。「ニュース見てねぇのガせ」と。うむ。なんだか日本国憲法、特に平和主義を理解していないような人が首相就任確実とのことを知り、ますます世情のことに関心がなくなっている。これじゃまずいのは知ってはいるが、 Living is easy with eyes closed と Strawberry Fields Forever の一節を歌う。

神たちのpastiche

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  写真は砧4丁目と2丁目の境、この坂をまっすぐ500mほど下って行けば環8に出る。これを撮ったのはもう1週間くらい前のこと。今朝の世田谷は厚い雲に覆われている。昨夜からずっと中秋の名月は見られなかった(はず)。 * 私は総じてリベラルだけれど、保守的なところもある。<すごい>rightな人たちは仏教を異国の宗教と言い、廃仏毀釈思想を持っているだろうから、じゃあそれは一旦措いておいて、神社、そのたたずまいが大好きであり、ずっと守るべきものだと思う。特に、「村の鎮守の神様」とそのお社、杜(もり)というのは。 江戸時代末期とかに過激になった平田神道とか、明治からの国家神道とか、それらはまったく願い下げ。神道の融通無碍さを自ら壊す独り善がりでしかないと思っている。 大事なのは、村の安全、五穀豊穣などをささやかに願ってきたこの列島津々浦々の人々のこころなのだ。薄暗くはあるが、四囲がほぼ木々というところで、村人たちがたとえ贅沢な造りにはできなかったにせよ、精神的拠り所を求め、社を建て、守ってきたまさにこの伝統を保守したいと思うのだ。 そんなものがなくたって共同体のこころの拠り所は他にも造れるという向きもあるかもしれないが、なんだって誰だって尊いと思えば祀るこの列島人の八百万思想が私は楽しいし、それこそ尊いと思える。 狛江市の猪方に在る本当に小さな村の鎮守、白幡菅原神社は、ご祭神が菅原道真、だから天神様なのだが、相殿(あいどの)として源頼朝も祀る。となれば八幡信仰もあるわけだ。そして、驚くなかれ、Mick師匠が発見(!)されたのだが、世田谷と狛江などを領地とした彦根藩・井伊家を尊崇し、なんと井伊直弼も祀られているのだ。そしてよく資料を読むと、徳川光圀(=水戸の黄門様)も!おいおい、直弼さんは水戸藩出身者に暗殺されたんだぞ! そしてこの神社は同じ狛江市の和泉伊豆美神社が管理しており、この和泉伊豆美神社は大國魂神、つまりは出雲の大国主を祀っている。 このはっきり言って無茶苦茶な祭り方、神様たちの入り組み方に、私はむしろ好感を持つ。 神たちのパスティーシュ、いいじゃないか。

確かに彼らの音楽はZeppin

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今朝の日の出の空。大蔵で撮ったんだったか。 * 野球最高峰のアメリカ・メイジャーリーグのレギュラーシーズンで55本ホームランを打ち、10項目のスタッツ(statistics)でトップだったバッターが、ポストシーズンで投手として1勝を挙げるという異常・・・その物凄さがどれほどの人に理解されているんだろう。同じことをやった先達はBabe Ruthだけとか言うけど、あのなあ・・・。 * スーパー行ったら、あるカレー・ルー(と思う)の製品名が「Zeppin」とあった。70年代洋楽ファンならまず間違いなく「Zeppelin」と<空目>するだろ。 そのLed Zeppelinは、1971年の日本初公演ツアー(9月23日〜29日)のうち、9月27日に広島の市営体育館で開催したコンサートで、全収益を原爆被害者支援に寄付したのだ。 このチャリティーショーの収益は約700万円(当時のレートで約58,000米ドル)で、広島市に直接寄付され、被爆者救済基金として使われた、と Grokが言う。 本物のrockersというのは、こういう人たちなんだよ。無知な一部ミュージシャンが間違った愛国的態度をとることがあるが、Zeppelinメンバーたちの爪の垢を煎じて飲め、だ。音楽は、どんなジャンルであれ、平和あってのこと。何?軍歌や士気高揚のマーチとかは例外だ?ドゥハハ!ミサイルとか飛んできてそれ、演奏できんのかよ!

ビッグマック・コンボ、キジバト、カルガモ

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日本で言う「ビッグマック・セット」は、アメリカはサンディエゴで2025年10月5日現在の為替レート(1ドル=約148円)に基づくと、$13.29で、約1,967円。しかもsales taxが加算されると、約$14.32~$14.45(日本円で約2,119円~2,139円、1ドル=148円換算)となる。日本では都心とかでなければ750円(税込)、都心とかで830円だ。 ぎゃ。 ちなみにサンディエゴ市民の平均年収は、おおよそ$70,000~$92,000(約1,036万円~1,362万円、1ドル=148円換算)の範囲だそうで、これは主に民間セクターの全般的な平均とのこと。ちなみに日本は高所得者のも入れて平均で額面478万円だそう。正社員ベースの中央値は約397万円だそうだから、平均的サンディエゴ市民は3倍の年収ということになる。 もしサンディエゴから日本へ旅行に来てマックに入ったら、都心でもドル換算5.61で、目ん玉飛び出るだろう。おまけに店は清潔、店員は親切で笑顔。「日本大好き!」、「帰りたくない」、「帰ったらJapressionにかかった」って言うはずだよね。アメリカでの年収で日本に暮らせたら、と一瞬でも思うはず。 * 世田谷区大蔵の国分寺崖線下の池。カルガモの番が仲良くゆったり水に浮かんでいた。かなり人間に馴れているようで、池の縁に立つと番は警戒しつつ少し遠ざかるが、こちらが何もしないでいる限り近づいて来たりする。餌付けする人がいるのか。 鳥と云えば、うちの近くにキジバトがいて、道路にも降りて歩いている。ドバトと同じで、警戒はしつつもこちらが急な動きをしない限りかなり悠然としている。 同じハト科の鳥ゆえ、ドバトとキジバトは交配できるのかと気になって調べたら、それはまずないそうだ。属が違うからだ。ドバトなんてキジバトのスピンオフみたいなもんだろうと勝手に思っていたが、たとえそうであっても、系統が別れてから幾星霜、もう全く別の種の鳥同士となったらしい。 で、カルガモだけれど、これは家畜化されたマガモが野生化したもの(つまりマガモの亜種)だそう!だからマガモとの交配は頻繁に起こるらしい。びっくり。さらにはコガモなどとも生殖可能だそうで、種として近縁なのだ。 勉強になったじゃ。

本当に温暖化を食い止めねば

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  今日は二子玉川の花火大会がある。それとは何ら関係なく、そこを通って東進、今朝は田園調布をポタリングした。写真はその途中で撮った蜃気楼のような武蔵小杉のskyscrapers、水害でケチがついてしまい気の毒だ。今晩の花火大会、雨に祟られなければいいが。(私は見に行かないけれど。) * しかし、田園調布の超高級住宅街のたたずまいの良さにはほとほと感心しつつも、その某丁目、丸子川の南岸となるところは驚くほどにかなりの庶民的な街に変わってしまう。南へそのまましばらく行けば多摩川となるわけで、要するに昔は低湿地帯だったわけだ。まさにAkira Kurosawaの「High and Low」の世界だ。国分寺崖線の東端の丘に田園調布の超高級住宅地が在り、その崖線を下ってしまえば同じ町名でもぎゅうぎゅう詰めの住宅地となる。大雨が続けばエラいことになってしまう。丸子川がまず氾濫し、次に多摩川も水が溢れればもう街は壊滅だ。 2019年に台風による大雨で大変な被害となった武蔵小杉のタワーマンション群の敷地も、多摩川の対岸の低湿地帯だったところだ。同じ低湿地帯の二子玉川もその時深刻な洪水被害を受けた。多摩川の水害と云えば1974年の狛江で民家19戸が流出してしまった災厄が有名だ。2019年にもその水害を被った地帯の河川敷が完全に水没、川となってしまい、ソフトボール場などが川原になってしまった。 田園調布のその某丁目の低湿地帯や、隣り合う世田谷区玉堤、玉川などは多摩堤通りという都道がまさに堤となってそれなり多摩川の氾濫防止に役立っているのだけれど、それを乗り越える流れとなってしまったらと思うとゾッとする。気候変動著しい今、あり得ぬことでは決してないのだ。

書くことなく、ほぼ無理やり

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けふはほんたうに書くことがない。 朗希は陸前高田の出身。翔平は水沢。ゆゑに両者の間には早池峰山が在る。美しい山だよ、早池峰は。 朗希を散々叩いた人たちよ、「いやあ、いい意味で裏切ってくれた!」などと言ってんじゃねぇぞ!掌返しにも程がある。悪い時にハマってしまっている人間をここぞとばかりに叩く<外野>は本当に醜い。反省しなさい。 でね、フィリーズとのNLDSだけれど、緒戦翔平さん先発投手だって?んで、朗希くんが〆る?そうなりゃいいね。でもさ、Paulも歌っている、「At times things are so fine, and at times they're not」と。さういふときにこそ支へるのがほんたうのfanだべな。なあ、賢治さん。 (写真は昨日触れた調布市染地の多摩川脇の小径。未明に撮ったけん、ちょいと不気味。)

2025 神無月二日未明の多摩川

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  今朝、日の出直前の狛江市多摩川土手。雲がジグザグになっていて興味深かった。もちろん、文句なく美しい。 その土手道に、<野生>となったハナスベリヒユが咲いていた。愛おしい、愛らしい。 * 今朝は調布市染地に在る、川原に沿った、人が滅多に通らない小径を歩きたくなって自転車を走らせた。 ここの静寂が大好きでね。大木はほとんどないけれど、緑豊かな舗装されていない小径。そこから撮った川崎市多摩区の集合住宅。 オリオンも撮れたジョ。

つるまき

雨ですわ。涼しいけれど、むろん湿度は100パーセント。 * 今日は嘉多山・がっちゃん・信(まこと)君のお誕生日。ちょっと前に、それなりのご近所さんになっていることもあり、お祝いがてら「どっか近くで食事でも」とお誘いしたけれど、忙しいようだ。 ギタリストとしてずっと生計を立てている彼に対して抱くのは尊敬心しかない。おめでとうございます! * おそらく世田谷区弦巻在住の伊藤匠叡王が、昨日挑戦者となっている王座戦(日経新聞主催。タイトル保持者は藤井聡太さん)第3局で完勝し、2勝1敗となって、次第4局に勝てば最終戦を待たず2冠めを奪取することになる。相がかりから棒銀模様、2枚替えに成功し終始主導権を持っていたと言っていい。なお、この「棒銀」、私の唯一の作戦、戦術だ。(笑) 終盤、貫禄がつき「たっくん」という愛称はもう全く似合わなくなった叡王は、藤井王座に劣らぬ力を見せつけた。というか、上回ったからこその勝利と言っていい。圧倒的な詰将棋解答能力を持つ(これが終盤の力におそらく直結する)大天才の藤井さんに最終盤で伍する、ないしは彼を凌ぐというのは<大天才の上>ということになる。むろんそう結論するのは尚早だけれどね。 次戦は今月7日。鶴巻温泉の陣屋で。お、「つるまき」同士ではないか!縁起がいいぞ!