抜き身になるな


 

“We don’t take an oath to a king, or a queen, or to a tyrant or dictator. And we don’t take an oath to a wannabe dictator. We don’t take an oath to an individual. We take an oath to the Constitution and we take an oath to the idea that is America – and we’re willing to die to protect it.”

: 「我々は国王や女王、専制君主や独裁者に誓いを立てない。そして、独裁者になりたがる者にも誓いを立てない。我々は個人に誓いを立てない。我々は憲法に誓いを立て、アメリカという理念に誓いを立てる。そして、それを守るために死ぬ覚悟がある。」
2023年、第一次トランプ政権で統合参謀本部議長であったマーク・ミリー陸軍大将の言葉だ。

*

自衛隊員を死なせたくないから、外交はとにかく最後の最後まで武力に依らないようにするのが政治家の、国民の、果たすべきことだ。自衛隊が好戦的内閣や政党と親和性が高くなってしまえば、自らを危険にさらすことになる。まさか「自衛隊員であることとは、死ぬことと見つけたり」ではなかろう。そういう隊員もいるだろうけれど、愛国心に燃える自分はどうあれ、仲間の体が吹き飛ぶところを見てみたいはずもない。しかし戦争とはそういうものだ。なるべく、最後の最後まで、自分たちが殺し合いを始めずに済む世のままでいてほしいと望むのが正しいに決まっている。

「あなたは抜き身みたいな人。よく斬れます。でも本当にいい刀は、鞘に収まっているものですよ。」

『椿三十郎』の城代家老奥方のことばだ。

英訳もいい。

“You're like a drawn sword.
Sharp, naked without a sheath.
You cut well.
But good swords are kept in their sheathes.”

*

さて、庭の椿や柚子の葉が昨夜の雨でたくさん落ちた。今は晴れている。歩けるぞ。上のセリフのシーンが撮られた砧撮影所辺りを散歩するか。(なお、野外ロケは黒澤監督が好きな御殿場だった。富士の山麓だ。)


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