ユウェナリスもびっくり

 


精一杯のzoomで撮った翡翠(かわせみ)くん。ちょっとピンボケだね。野川で撮ったのだが、確か三鷹市大沢の町内だったと思う。「水辺の宝石」という異称を持つ鳥で、なんと東京の野川でも仙川でもそう珍しくない。

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今朝東京は雨。自転車による逍遥徘徊は厳しい。

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世の話題事欠かない現代だけれど、今日本ではかなり多くの人の関心がフットボールのW杯とやはり大谷さん&Dodgersに向けられていると言えよう。私は概ね「国民的熱狂」とかには醒めている立場だが、冷笑しているとかではない。才能と努力の塊のような人々が最高度の技を競い合うのを見るのは愉快だし、感動もする。

しかしいつもこういう大規模スポーツ大会がある度思い出すのが、古代ローマの風刺詩人ユウェナリス(Juvenal)の『諷刺詩(Satires)』第10歌(紀元100年頃)が「パンとサーカス(panem et circenses)」のことだ。為政者が食べ物と娯楽さえ与えていれば、民は政治に無関心になって御し易い、というような意味だ。

今の日本では(他国にはもっと深刻な例があろうが)、その「panem」すら安定して手に入れられない人もかなりいる。貧困率は2021年時点で15.4パーセント=約2千万人(厚労省調査。等価可処分所得127万円未満の人)。5年経った今、より深刻になっているのか?

企業倒産件数は2025年度全体で約10,300件(2年連続1万件超)であり、アメリカのイラン攻撃による原油不足で今年はきっとそれを上回るだろう。失業者、生活困窮者が確実に増える。さらに、AIに仕事を奪われる人も。

そして貧困の中「一発当ててやる」と気負う若者などが相当数出てしまう。それがスポーツなどによる栄達への意志に向かえばいいが、「闇バイト」に手を出すことになってしまったら最悪だ。

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