原風景への馴染み、強し


クスノキの赤い葉の絨毯の上にポツンと2脚のベンチ(砧公園)


*

Twitterを開くと、あの「piece of shit(失礼)」の<もぼれた>発言が私のTL上で列をなしている。「もぼれた」とは會津弁でderangedのこと。意味は何となくお分かりでしょう。一体いつになったら米憲法修正25条を発動するのか。

*

昨日たまたまBSで「Cycle Japan」を見た。惜しいことに出発点の大町から糸魚川までの部分は見逃したが、「北アルプス」を長野側つまり東から、新潟糸魚川で北から、そして富山、岐阜・飛騨で西側から見る自転車での旅だった。見ながら思い出したのは、幸夫ちゃんの「なんで飛騨山脈を『北アルプス』などと言うのか」という義憤。明治期、イギリス人冶金技師で考古学者でもあったWilliam Gowland (1842-1922)が「Japanese Alps」と呼んだことからその命名を有り難がったわけですね。(笑ってしまいます。今私が飲んでいるのはSuntory「南アルプスの天然水」だから!)

3000メートル級の山々が南北に約100km連なるところに近接して暮らすのは私にはきついかもしれない。高峰は気高く勇壮ですが、時に怪異、妖異であって、あまりに圧倒的なのです。高山が私にとって優美だと思えるのは遠く離れて見るからなのです。まさに故郷の飯豊連峰がそうで、我が家から30kmほど離れており、しかも「北アルプス」の山々より平均でおそらく1000メートルは低い。



上の写真のような標高差関係と位置関係が私にはデフォルトなんですね。

Mooさんは富山市の生まれ育ち、市の中心部から立山連峰までは25kmから30kmほどだと言いますから、私の生家から飯豊連峰までとほぼ同じながら、なにしろ立山連峰の最高峰は大汝山で3,015m、飯豊連峰最高峰大日岳は2,128mですからね。

Mooさんの今の長野県池田町のお住まいだと、常念山脈前衛峰有明山まで10km程度、しかもその山は2,268mの標高ですから、まさに迫っている!(池田町の市街地の標高が600mくらいということはありつつも。)



世田谷区の河岸段丘上(例えば成城や岡本)から丹沢山系までは45~50kmあり、最高峰蛭ヶ岳は高さ1,673m(神奈川県最高峰でもある)。富士山までだと約90kmです。いずれも十分離れていて、私には<快適>。

「北アルプス」に近接して暮らすことについて否定的に書いているようですが、あくまで私のまさに<原風景>への親しみゆえの話であって、非日常的な眺め、つまり旅の風景として赤石山脈(「南アルプス」)も木曽山脈(「中央アルプス」)も飛騨山脈(「北アルプス」)も素敵であることは疑いありません。

コメント

このブログの人気の投稿

やるせない

SSブログにしてやられて、19年間のtextを失いました。(移行予告を軽視した私が悪い)

AIの俳句解釈