藪椿
上用賀のおそらく藪椿。
街に棲みて 今を生きをり 藪椿
とは、私の処女作に近い句だ。旧ブログで詳しく書いたけれど、もうない。
ヤブツバキは、大昔のNHKの番組で日本原産、黒部峡谷で発見されたとかなんとかと聞いた。それが都会の庭に植えられるようになったのはいつ頃からだったのか。越中黒部ではないが、會津の山間の宿場町に生まれ育った私は自分を藪椿に喩えられるかと思った。東京に出てきて、東京の空気を自分の歌で振るわせる・・・。その夢は20歳代半ばには叶った。一時的であったにせよ。感謝しかない。
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この上用賀の椿が咲くところのすぐ近くに1995年にOMNICHRONISMをレコーディングしたスタジオが在った。大きくていいスタジオだった。今はもうない。
この写真の空き地がその場所だったかもしれないが、確証はない。
伐られずに 空き地の春や 藪椿

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