タイトルは「Roxanne」ならぬ「Yokusan」
Mooさんがヒトラーとナチスドイツについての記事を連載をされている。
私のTwitterのTL上ではミュージシャンの政治に関する発言、それへの一部からの非難とその結果についてのtweetsが流れてくる。言論弾圧、表現の自由への侵害が顕著になり、体制翼賛していれば波風が立たないというような風潮・傾向はますます強くなりつつある。
ミュージシャンは、どのくらいまで知名度が上がれば「公人」となるのか知らないが、たとえば首相を「バカ」と言ったぐらいで表現活動が脅かされるのを我慢せねばならない存在なのだろうか。むろん「バカ」と他人を罵るのは子どもレベルで親に叱られるべき行為だ。「情弱」とか「不勉強」とか「軽率にすぎる」と言い換えていたら違っていたかもしれないが、しかし、特にロックをやっているミュージシャンに<棘>がなかったら、一体何を歌い、何を表現したらいいのか。そんな音楽ジャンルすらなくなれと言われるのがオチなのだろうけれど、その偏狭で貧困な精神の人々のことを慮りながらロッカーをやっていくなんて本末転倒でしかない。
中国では日本人歌手がアニメの主題歌を歌っている最中に照明が落とされ、マイクが音を拾わなくなったそうだ。中国政府当局の嫌がらせとしか言いようがない。「だから中国は」と悪口雑言をさらに吐きたくなる「日本人」は多かろう。しかし、為政者を非難する「日本人」ミュージシャンに謝罪を事実上強制するこの国の状況は中国とどう違っていて、どこが自由で優れていると言うのか。
YouTubeでは、在日中国人の人気チャンネルがあって、「中国には帰れない」、「日本は自由だ」、「日本の文化は豊かだ」と<ヨイショ>とも思える内容を流す。申請が何度も通らず日本への帰化をあきらめたロシア人YouTuber「安曇野あしや」さんも「ロシアには帰れない」と涙する。ともに独裁国家の国民である自分を嘆き、日本に希望と活路を見出そうとしている人たちだ。
でももう、日本もダメかもよ・・・
ロックミュージシャンが為政者を「バカ」と言って謝罪に追い込まれるんだから。おかしいことをおかしいと言って「パヨク」だの「日本人じゃない」などと言われる現況では。
よっしゃ、<英語で>今の日本のおかしさを歌ってやる!
笑
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