霜柱立つ


義父の娘が今日早朝に出て、元同僚と毎年恒例のこととして築地へ年末年始用のいろいろな食材を買い出しに行ってきた。大晦日はここ十数年義父と3人でETVでの「N響第九」を聴きながら食事をするのが慣わしだ。

写真は去年の今頃世田谷区立大蔵運動場の空に現れた冬の虹。これを撮った日のこと、ちょっと前のこととしか思えない。参った。

ジャネーの法則というのがあるね、19世紀フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱したという。「主観的な時間の長さは年齢に反比例する」というやつで、例えば、5歳児にとって1年は人生の20%(1/5)だが、60歳ではおよそ0.017%(1/60)ということになる。人生全体に対する割合が小さくなるため、相対的に短く感じるのだ、と。ぐうの音もでない。

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今晩御用納め。御用始めは正月4日。

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今日世田谷は零下になった。

踏み音を求める朝や 霜柱




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