おめでたい人間のままで
今日の、成城3丁目、明正小学校脇の緑地
昨日今日(日本時間&米国時間)とJohnの命日で何かそれなりのことを書こうとか思っていても、書けず、結局断念。なにしろあの日から45年も経った。
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中国嫌いの人の声が一部では喧しいようだ。ええ、私にとっても現中国なんてちっとも住みたいと思わないところだ。旅行であっても行く気がしない。ひとえに独裁体制のせいだ。国の体を為すためには、強権的中央政府がなければどうにもならないというような国家的事情があり、あの国がそういうphaseにいるというのも分からないでもないが、しかし、人類がなんとか到達した、完璧ではないにせよ今のところどの政治制度的アイディアよりマシな民主主義でどんな国であれ一致すべきだと考えている私にはやはり到底受け入れ難い。(なお、独裁を望む国民が多数故の独裁体制も民主主義の結果だと言われてしまえばそれはそうだけれども、政権交代が保障されることを私は「民主主義」国の必須条件としたい。)
それでも、中国人一人ひとりは同じ人間だ。
“It's really a wonder that I haven't dropped all my ideals, because they seem so absurd and impossible to carry out. Yet I keep them, because in spite of everything, I still believe that people are really good at heart.”
― Anne Frank
「私が自分の理想を全部は捨てていないのが本当に不思議です。あまりにも馬鹿げていて、実行不可能に思えるからです。それでも私は理想を捨てずにいます。なぜなら、どんなことがあっても、人は心の底では本当に善良だと信じているからです。」
アンネはナチスの迫害の中ですら、こう言っている。私もどんな人間もgood at heartだと信じたい。Johnなら「brotherhood of man」か。そしてそれがいつも反証されっぱなしであろうと、最期まで信じていたい。

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