吉例 年末九十九里行




 昨日午後は、ここ数年恒例になっている年末九十九里行。新勝寺御本尊のレプリカが建つ尾垂浜に行くのだ。1年無事だったことのお礼参り、さらに2026年のご加護もお願いする。

その後は匝瑳市(旧八日市場市)の「浜っ子」という回転(もうしていないが)寿司屋へ。ネタがすばらしく、もう10回以上は<通っている>。初めて入ったとき、「あわいばら」という珍しい姓の若い板さんと話が弾んで、「また来るね」となった。そして通うこと数回でその「あわいばら」君が茨城・稲敷の佐原東店へ移動になってしまい寂しかったけれど、昨日はやはりこちらの初来店以来見かける板さんに話しかけて、「あわいばら」君の馴染だったことを話すと、「知っています」と言うので俄然うれしくなって、彼は「いとう」さんであること、こっちは東京世田谷から来ている(それも彼は知っていた)九十九里好きの酔狂な「ねもと」であることを聞いたり告げたりして、楽しいひとときだった。

その「浜っ子」で義父の娘は冷え切ったと言う体にまずあら汁をいただき温めつつ、心底そのおいしさに感動していた。私はあさり汁。「日本人」であることの幸福をあらためて感じた。私が鮨をつまみつつ呑んだのは山武市蓮沼の酒「梅一輪」一合。私の定番だ。

帰りはもちろんシラフの彼女の運転で帰った。道が空いていて、スムーズだった。8時過ぎにはもう自宅。風呂に入り、朝からの掃除の疲れもあって、あっという間に寝てしまった。

いい晦日だった。

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