魂の不滅とはかういふこと


今日は義父の娘の誕生日。

昨夜義父と3人でお祝いを済ませた。彼女は最近転勤の話をもらったのだが、現ボスが「余人を以て代え難い」との激賞で今のポストに留まってほしいとその話を上のレベルで断ってしまった。勤務地が近くなるので喜んでいたのだが・・・しかたがないか。本人は当然ということか、うれしそうであった。

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John Lennonの「次男」SeanがTwitterで<父母が70年代平和運動をしていた頃、今これほど暴力に満ちる世になっているとは思いもしなかったはずだ>というようなことをtweetしていた。

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池田晶子さんと大峯顯先生の対談集が昨日届き、今読んでいる。至福の時間だ。池田さんが晩年、浄土真宗僧侶でもある大阪大学名誉教授の大峯先生とつながっていたとは本当に驚きではあったが、私が敬服する両思想家が互いを惹きあっていた事実を心から喜びながらお二人のことばを噛みしめて読んでいる。ページが尽きなければいいのに、と思いつつ。

やはり敬服する碩学養老孟司さんも池田さんも、まるで仏教とはつながらずに思索を重ねているうちにブッダの教えに接近しているという事実にもあらためて驚嘆する。まあ、言ってしまえば唯識に近づく、ということだ。

『君自身に還れ 〜知と信を巡る対話』本願寺出版社刊

出版は2007年、池田さんが亡くなる年だ。最晩年のことば、ということになる。

そして彼女の魂は今も生きている。

(なお、大峯先生は2018年、87歳で逝去されています。)


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