周りを絶やせ?
成城4丁目、野川脇の緑地、おととしの景。最も高い木はメタセコイアだと思うけれど、最近、やはり紅葉し落葉する針葉樹ヌマスギの存在を知って、近種どうしなので確信が持てなくなった。
そのメタセコイアの仲間のうち、北米のジャイアント・セコイア(セコイア・デンドロン)は樹高90メートル、体積は 1,486立方メートル、重さ1,256トンに達するような世界最大の樹木だそうだが、この<子>、背を伸ばすのは生存戦略の一環であって、落雷をわざと誘発するのだと。それで森林火災を起こし、周りの養分を取り合う植物たちを一掃するのだと。また、松ぼっくりのような硬い球果が焼かれることで開き、種子を撒き散らす。自分は熱い樹皮と内部に耐火物質を生成しており、生き残るのだ。驚異だ。
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共同通信の調査で「日中戦争」を肯定する日本国民が「5割弱」いるのだそう。この数字が本当ならいよいよ日本は先の大戦・敗戦までの教訓を忘れ去る時代に入ったのだと言える。子や孫へ移住を勧める日がそう遠くない将来に来るかも知れない。
愚かすぎて、泣きたくなる。

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