Lunar Eclipseが終わって日記
3:40 a.m.に外に出て暗く赤い月を確認。牛込で暮らしていた2000年に見た皆既月食が、その後起こった人生上の災厄の予兆であったかとさらに後に思うようになってから、天文好きの私ではあるが、月食に限ってはあまり触手が動かない。
今回のlunar eclipseを見て、ウキウキした気分には全くならぬまま自転車をいつものように漕ぎ出した。方向は東。<不気味に>変容した<いつもは大好きな>お月様を見ないで済むから、ということで。最遠点でUターンする頃にはもう大方月食は終わっているはずという算段。
午前5時ちょっと前頃には右下の欠けもほぼなくなって、いつもの満月さんが西の空低く輝いていましたっけ。
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世の中いろいろ起こっているのは仄聞しているけれど、歳をとるにつれ、ますますどうでもいいという想いが募る。その点、Mooさんとは大違い。Mooさんの記事は社会へのengagement度の高いものばかりで、本当に頭が下がる。一方私のは極楽トンボの戯言ばかり。
なんつーか、論評するのもバカバカしい、虚しい、情けないというのがKOIZUMI Sr.の頃以来ずっと続いてきて、そんなことで血圧上げたりとか、自分の心身の健康を徒らに損ねてなるものかと高齢者になった今は思うのだ。近未来や未来は、どうぞ若い人たちが主体的に考え行動してくだされ、っていうような想いなのだ。おいらはもう一抜けた、と。まあ、そういう態度ではいかんなあとは感じているのだけれどね。
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時間て結局エントロピーの増大と等しい、というか、時間てエントロピー増大そのものというのがずっと私の認識だった。
1990年とかに降りてきた我が歌の一節に、
My dream's shattered and all I can say now is
that I feel all right
The 2nd Law of thermodynamics says, "Entropy increases."
But I wonder what's the use of applying it to spiritual motions
というのがある。
<夢が砕け散って今僕が言えることは
大丈夫だってこと
熱力学第2法則は「エントロピーは増大する」だけど
魂の動きにそれを当てはめてどうなるというのか>
この歌、自分じゃ大好きなんだけれど・・・。
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