元奨励会三段だけタイトルを回し合う女流棋士世界

なんか書くことなかです。無理やり書くのは嫌でごんすが、まあ、このブログ始めて以来一度も更新を怠けたことがなかですけん、なんか書きもそ。

「なかですけん」とタイピングしよったら、「なか」が「中」で勝手に変化されおる。

で、その「中」だげんじょも、女流棋士に中七海さんちゅう奨励会三段で退会した人がおりまんねん。奨励会では最高段位の三段には、過去に福間(里見)香奈さんと西山朋佳さんが先輩としておって、特に西山さんは14勝(18戦中)を挙げたのに四段(すなわちプロ棋士)になれなかった不運の人でんねや(この西山さんだけはワイ、シンパシー感じます)。

「女流」棋士は現在73人いるが、上の3人がダントツの実力であって、奨励会で修行した他の女流では加藤桃子さんが確か初段で退会しており、他に奨励会入りしたものの、級位者(つまり初段以上にはなれなかった女性)で終わった人が数人、というところ。

女流王将戦の準決勝の1局が囲碁将棋チャンネルでやっていて、今は女流三段の中さんが伊藤沙恵女流四段を破った。伊藤さんは奨励会では1級まで進んだから、女性としては序列5位と言っていい。

もう一方の準決勝ではすでに福間女流5冠が勝っており、決勝はゆえに元奨励会三段同士、そして勝者が女流王将の西山二冠に挑戦するのだ。

ね。<女流>棋士の世界では奨励会での段級位そのままの実力の序列になっているんよ。そんでやね、藤井七冠に、白玲戦(女流タイトルの最高峰)5期獲得でプロ棋士認定という新制度について「棋力は担保されているんですか」と言われてしまったわけよ。

プロ棋士四段になれなかった人たちで8つの棋戦合計数千万円の賞金を今は2人で分け合っているんだわ。分け合っているのは元奨励会三段の二人。そこに割拠しそうな3人目もまた元奨励会三段。

並の(?)A級棋士より稼いでいるっていう逆差別。スポーツなら分かるけど、頭脳ゲームでね。おかしいよ。再び、objection!

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