兄英国派、弟米国派
写真は、初冬の砧公園。今日載せる写真としては季節が進み過ぎたね。でも、今朝の空気はめちゃめちゃ爽やかで涼しくてね。気分は上の写真の空気感。
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今日から早朝自転車乗りはやめた。
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英国ミステリー『Vera』を見ていると、つくづく私はEnglandに惹かれる人間だなあと思う。Englandに住む人々の言葉、イングリッシュな景色。1994年と1995年にロンドンへ行った。1994年には7月というイングランドでは最高の季節に旅ができ、スティックとがっちゃんとでロンドンからLiverpoolへまず行き、Wilson夫人が経営するB&Bに泊まり、そこから湖水地方へ行き、Butler氏夫妻の経営するB&Bに宿泊。翌日New Castleを経て、ScotlandのEdinburgへ。そこでNoble夫妻のB&Bに一泊したが、ちょうどその頃Harry PotterのJ.K. Rowlingがそのスコットランドの首都のカフェで乳母車で赤ん坊をあやしながらかの大ヒット作を書いていたのだ。そこからアイリッシュ海に面するAyrという街へ。そこからHawksheadを経由してまたLiverpoolに戻り、最初の宿泊時だったかどうかは忘れたが、Johnの旧宅、Strawberry Field、Calder Stone公園、そしてBeatles Story(ミュージアム)を巡り、最終日はJohn & Yoko物語のミュージカルを観劇した。
一方弟はアメリカ、特に西部に惹かれ、とうとうそこに住むという決断までし、グリーンカードを得て今や10年くらいCaliforniaで暮らしている。
簡単にいうと私はBeatlesとEngland派、弟はEaglesとThe West (of The USA)派ということなのだが、弟もBeatlesにぞっこんなのは申し添える。それでも彼はアメリカの大きさに惚れたのだ。先日の姉弟会でアラスカを除くすべての州を旅したと豪語していた。彼にそれらの旅のことを書いてもらったら一冊の本になろう。
今のアメリカの分断ぶりを見聞きしていると、とてもではないが、弟のようにはますますできない。彼はCaliforniaでもかなり安全な地域に暮らしているという。それだけが安心材料だ。

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