ちょっといい話
長崎原爆忌。
地獄見る天主よ 哀れ 原爆忌
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定例の天気話。今朝はかなり涼しい。「秋立ちぬ」は疑えない。ただしこれから残暑のぶり返しがないとも思えない。みちのく會津生まれ育ちは暑いのが苦手、それでも今夏の會津は猛暑もいいところだったようだ。でもね、我が故郷では八月に入ればたとえ日中は酷暑でも、朝晩は涼しいというのがこれまでの長い長いパターンだったから、今年もそうであってほしい。
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用賀には、昔も書いたけれど、Deafening Daphneという岡野治雄ちゃん、スティックとの3ピース・バンドを組んでいた(とは云え解散はしていない)ときに「定(じょう)スタ」にしていたPlus One Studiosが在った。スティックを応援するFさんが本当に良くしてくださった。そのFさんは他界されて久しい。
去年の初詣先がそのスタジオの斜向かいと言っていいところに建つ用賀神社だったのは、その用賀の北隣、上用賀で、G Stringのアルバム「OMNICHRONISM」を録音したこともあって、用賀には縁があると思いを深めたからだ。
Plus Oneの契約駐車場は、「サザエさん」の長谷川町子さんのお屋敷から見て裏手の方に在った。今もその駐車場は在って、都立桜町高校がすぐそば、そしてそこからさらに玉川通り(国道246号)寄りに三田国際科学学園中高が在って、この学校、昔は戸板女子と言われていた学校だった。調べてみると、創立者は仙台藩お抱えの天文学者戸板一左衛門の孫、戸板関子とのこと。だから「<科学>学園」なのか。ちなみに関子の孫で養子となったのが作家・戸板康二(「ちょっといい話」のコラムで有名)だそうだ。
仙台藩の天文学者の孫かあ。
奥羽越列藩同盟で誠を尽くした藩に強いシンパシーを感じる私には、<ちょっといい話>だった。
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