成城4丁目昆虫記


 

先ほど、狛江市東野川4丁目で撮った朝の夏空。

今朝は5時半過ぎに出たので、すでに気温は上昇途上。それでもまあ、まだ5時台は猛暑というほどでもなかった。

今回、そんなふうにちょっと遅めに出たからこそ体験したと言える、私にとっての驚異2点。

ひとつは成城4丁目の崖線に沿った一方通行の区道でのこと。ここは故・田村正和さんやCASIO創設者の一人故・樫尾俊雄さん、また画家横尾忠則さんらがその道沿いに屋敷を構えた(orる)ところなのだが、私がその道の延長にある、三船敏郎さんゆかりの「ビール坂」へ向かって西進していると、<対向する>飛行体が・・・

な、な、なんと、オニヤンマだった!

信じられなかった。シオカラトンボやアキアカネの類、また東京では絶滅危惧II類のハグロトンボも野川や多摩川周辺では珍しくない。しかし、いくら緑豊かな成城4丁目でもオニヤンマがいるなんて!

故郷會津で頻繁に目にしたように、オニヤンマは細い道の中央をまっすぐ飛ぶのだ。そして突然折り返す。つまり蜻蛉返りだ。その往復運動を何度も繰り返す。

田舎ではオニヤンマは小川で羽化していた。成城では野川なのか。少し大きすぎる川だ。とすれば、崖線から<滲む>ハケの水の小さな流れの中、ヤゴになり、羽化するのか。


もうひとつの脅威は・・・あ、変換ミスだけれど、でもそれでいいのかも---

崖線を下ったところにある大規模コンドミニアムである三井不動産・パークシティ成城前のケヤキ並木(500mはあるか)なのだが、蝉時雨が大騒音状態。本当にけたたまし過ぎてきっと住民たちは駆除を検討することになろうと思うほど。セミが大発生しているのは明らかで、その圧倒的<主力>が私が忌み嫌う(!)クマゼミなのだ!

私も逃げるようにしてその、本当なら涼やかで清々しいケヤキ並木道を、疾駆し、抜けた。

天敵のスズメ、カラス、そしてカマキリ(嫌いだけど)よ!来れ!

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