七月尽日記 2025年
昨日の未明、金星と木星(と思われる)が東の空で美しく輝いていた。今朝は4:35頃に家を出たので、星を見るには少し明るくなりすぎていた。
もう明日で8月、オリオンの三つ星が未明の東の地平線上へはっきり現れる頃だ。冬の星座と呼ばれるオリオンが、もう見られる。夕方西の空に沈むオリオンがなんとか見られる4月以来のことだ。
夜明け前の東の星空には季節先取りの星座が昇ってくる。熱帯夜の終わりに冬の星座、これが今の季節のことなのだ。そしてあと1週間ほどで立秋ではないか。暦も実際の季節感より先取りして時を告げる。
今朝は涼しい。自転車を漕ぎ出すと少し肌寒いくらいだった。兵庫の丹波で日本最高気温更新のニュースがあったけれど、東京の朝は総じて去年まで数年の地獄熱帯夜明け連続の様相と違っているように思う。思うだけかも、だが。
国分寺崖線の緑の中、今年はミンミンゼミが優勢であるように感じる。彼ら(オスだけなので)が出すけたたましい音で、数は彼らに比べ圧倒的に少ないにせよ、一緒に鳴いているはずのヒグラシの声が全く聞こえない。
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金子さんがまた私のYouTubeコンテンツにコメントをくれた。ラッシュをかけてくれているようだ。先日の「転石会」も経て、「よっしゃ、再び歌を歌うぞ」という気概を持っているけれど、いかんせん夏の特別編成期に入り、大学受験に今命を燃やしている若人たちの熱意に応えるべき時でもあるのだ。時間をやりくりして両立させよ、ということだが、そういうところは器用にできない人間なのだ、私は。苦笑、である。
意欲あっても実践の引き伸ばしと自覚はするけれど、9月に入ってからだなあ、音楽活動に専心するのは。
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