My brother said a few days ago, "Here in California, people are getting more active."
先日在カリフォルニアの弟の誕生日だったので毎年恒例でメールを送り、トランプ政権による一連の関税・経済政策で大変だろうというようなことを書いたのだが、返ってきたのは「日本のマスコミはトランプの負の部分ばかり報道しているだろうけれど、こちらは活気が戻っています」と。そして2、3日してトランプは2003年に「同時多発テロ(2001年)」を受けてBush Jr.政権時に発足のICE(Immigration and Customs Enforcement(アメリカ移民・税関執行局)を私兵のように使い、カリフォルニア州内の「不法移民」を摘発逮捕、そしてその強硬手段に抗議する人々を抑えるため州兵を州知事の同意なく派遣したのだ。
カリフォルニア州はいわゆる「Blue State」で民主党の牙城と言ってよく、先の大統領選ももちろん反トランプ票、すなわちバイデン支持票が63.5 : 34.3(第3の候補がいて、それは2.2)の比率でほぼダブルスコアとなっており、「駄々っ子爺さん」には憎くてしかたがない州のひとつなのだ。
我が弟はいわゆる「情弱」ではまったくない。それどころか、非常に世情に詳しいし、インテリと言っていい。いわゆる「グリーンカード」を持ち10年以上彼の地で暮らしていて、実情にも明るいに決まっている。彼の実感を疑うのはなかなか厳しいけれど、しかし「兄」はちゃんとアメリカ発の情報で今の彼の国の動向を追っている。日本のマスコミのはまったく参考にしていない。もちろん弟がTVで参考にする報道機関がもし保守系FOX Newsなら、私はCNNやMSNBCなどなど反トランプ系のリベラルなメディアを参考にすることが多いけれど。なお、最も参考にするのはBBC、イギリス放送協会のニュースだ。これほど「客観的」に限りなく近いソースはない。それからX上の「Republicans Against Trump(トランプに反対する共和党員たち)」のtweetsなどを大いに参考にしている。その双方のメディアのそれぞれの<偏り>がものの見方を正反対にさせているのか?
論争する気はまったくないので、再びメッセージを送らなかった。ただただ弟夫婦がカリフォルニアで平穏に暮らしていけることだけを祈っている。
私が言いたいこと、ひとつだけだとすれば、トランプとのその支持者は、どうぞisolationismにまっしぐら突き進んでください、ということ。なんでも「アメリカ人」たちだけで自給自足できる体制をつくってください、と。それが彼、彼ら彼女らの政治意識の自己完結なのですから。もう外で戦争しないでね!
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ガハハ。
昨日の記事、過去最少閲覧数かというくらいひどいことになっている。そうだよね、何言ってんだか分かんないよね。哲学も、量子論や宇宙論とかも、なんだか文系人間でも感覚で分かるような気がするところがあってね。半可通なのは重々承知でも、「あ、こういうことかな」と思ってしまうと書きたくなってしまう。感覚的に、ね。で、他者には当然解ってもらえない。大笑い。
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