Lust that Should Not Have Lasted

今朝は6時頃に目が覚めて、超早朝potteringはできず。なにしろ快適な気温、湿度で、本当に気持ちよく目が覚めました。こんな日が続くわけはなく、昨日、Kによれば関東も梅雨入りと気象庁が宣言したと。知らなかった。まあ、その宣言も正確な時刻をもってこれから入梅とかというようなものではないわけで。

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しかしねぇ、色欲というのは恐ろしいね。それ自体というより、己のそれを見る他者の目がですよ。自分もあまりよそ様のlove lifeについて何かしら言えるような立場でもないのに、というケースもあれば、そのよそ様が<お盛ん>ということならなにかしらjealousな思いをぶつけられてしまうケースも。

人間である以上、どんな聖人君子風の人物だって、医学上の障碍がない限りはほぼだれもが色欲を持たないではいられないはず。そうでなければ人類は存続し得なかった。中学時代、<そういうこと>とは無縁ではないかというような人品の数学教師がいた。物静かな人で、目にいつも羞恥の影を宿しているような印象の人だった。その教師にお子さんがいると知ったとき、私は少なからず衝撃を受けた。<想像>がつかなかったのだ。

色欲について抑制的な人は概して尊敬されるが、それは色欲がそれだけ基本的に強いことをほとんど皆認識しているからこそのこと、その我慢強さを美徳とするからだ。件の数学教師と打って変わっていつも目に愛欲の光をぎらつかすような人物がいれば、周りは皆疎んじるだろう。隠し立てのない、欲に素直な人などと褒めそやされることはあるまい。

婚外交渉がどんなに民法上の不法行為だと<プロとして>知っていても、検事だって弁護士だって、国会議員だって、色欲に負けて世間から指弾を受けることもあるのだ。それが一生の疵(きず)となり、築き上げてきたものが瓦解し、修復再建は事実上不可能になる。いわゆる「不倫」をされた側の屈辱、悲しみは絶対的な力を持ち、色欲に負けた(?)側は圧倒的に負ける、負け続ける。

今回は実名を書くが、山尾志桜里さんが会見直後と言っていいタイミングで公認決定を破棄されてしまった。「当然だ」という声が圧倒的に多いようだ。そして彼女に国民民主党での再起を促した、<不倫の後輩(?)>の玉木党首への非難の声も高まっている。

今の日本ではそうなることが必定だった。そういう必然を見通せなかったという意味においても政治家失格かもしれない。

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