Fそばのお汁は相変わらず濃すぎ
「ええ〜ッ!ウッソ。マジ〜〜?」
軽薄ここに極まるという語彙、口調。三軒茶屋の某24時間立ちソバ屋Fで朝5時過ぎに聞いた、多分若い女性の大きな声。入店した時にチラッと見えたテーブル掛けの4人の一人だ。私は彼ら彼女らに背を向けて天ぷらうどんを啜っていた。おそらく「サンチャ」のどこかで月曜の夜から徹夜で遊んできたんだろう。仕事明けかもしれないけれどね。
日本は平和だ。危機感が極度に欠如していると言ってもいい。冷たい視線を彼ら彼女らに送ったところで、「俺だって極楽とんぼじゃねぇか」と自嘲するだけ。内外のニュースをしっかり見たり読んだりする時間がたっぷりある爺と、遊びたい盛りの、社会や世界のことなどに関心が爺ほど向かない若者の差でしかない。
今朝のpotteringは、まず砧公園を南北に横断し、瀬田経由で用賀、桜新町、新町、駒留通りに出て三軒茶屋、そして件のそば屋へ、という行きのコース。昔は経堂にも下北沢にもあった店だが、姿を消し、24時間営業しているのは近隣じゃここだけ。相変わらずの汁の濃さで、少なくとも関西圏からの人は食べる気がしない「関東風」うどんの典型。もう10年以上前新宿伊勢丹近くの店舗で食べて以来で、やっぱりおいしくない。酒を飲んで、塩分多い〆のうどん、そば、ラーメンを食いたくなる人限定と言っていいくらいの店だ。
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自転車に乗りつつ、昨夜見た、イランの報復でテル・アヴィヴ(Tel Aviv=イスラエル首都)にミサイルが降り注ぐ映像を思い出し、いろいろと考えた。コメント欄は英語によるものが圧倒的で、多くが、「ガザの無辜の民にお前たちが散々やってきたことを今やられているんだ」という趣旨のものが多かった。つまり、「ざまあみろ!」ということだ。
東京中心部に敵対国の超音速ミサイルが迎撃ミサイルをものともせずに主要な建物を破壊、首都炎上したら、と想像しただけで身震いする。そんなことありえないなどと言えるはずもない。現に起こっているのだ。ウクライナのキーウでも。そこまで敵対しなければいい?では戦争でなく、外交交渉で問題解決をするということだね?いいね。え?軍事費どんどん使って敵対姿勢明確にし、先制攻撃もありうるって国会で論議されたことだし、やっちゃうかも。で、やられたらもちろん徹底的にやり返す?ひゃ〜〜〜、過激だねぇ。で、あなたは安全なの?え?死んでもいい?ちゃ〜〜!勇ましいけど、こっちは巻き込まれたくないよ。
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昨日は高1の3人と、LA Dodgersの短い記事を読んだ。野球に関して?大谷くんのこと?いいえ。LAの多くの市民がトランプのDEI否定、ICEによる超法規的で過激な「不法移民」取り締まりについて怒っており、市民球団としてそのことについてのなんらかの態度を示せという圧力があって、遅延はあったが、その取り締まり(raids)で影響を受けた家庭・家族にDodgers球団から100万ドルの支援をすると表明したのだそうだ。
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