いつでも変態な教師は去れ

まだ6月だからというのはありつつも、早朝の気温はそう高くなくてありがたい。不確かな記憶ではあるが、少なくともここ数年ではなかったことのように思う。これから梅雨前線が一旦消えてしまうとか。いよいよ朝から酷暑ということになるのだろうけれど、今のところ東京の早朝は比較的過ごしやすい。

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今国民の多くが嘆きまた憤る不埒な公教育の教員たちによる性的姿態撮影の罪が問われる事件。量刑はなかなか凄くて、撮影行為で3年以下の懲役または300万円以下の罰金、提供・公開行為も伴えば7年以下の懲役または500万円以下の罰金(または併科)だそう。罰の重さはいいのだけれど、それゆえ同種のことが再発しないとは全く限らない。どうしたらいいのだろうね。

もう旧聞だが、福岡県のどこかの学校で、女子は項(うなじ)を見せてはいけないと指導しているとのニュースがあった。調べると、読売新聞の英語版(The Japan News, July 31, 2023)しか出てこなかったのでその記事の一部を引用する。(重要部分の下線の施しは私による。)

Female students had to tie their hair below their ears.  Asked why, teachers replied, “Boys will be aroused by the nape of your neck” or “The government says so.”

その「teachers」こそが「刺激され」たことがあるからそんなことを言うとしか思えない。だから、「Boys and we, the male teachers」と主語を改めるべきだ。そして刺激されてどうしたと言うのだ。問題はその結果だろうに。「美しいな、色っぽいな」と思うのが「刺激された」ことだとすればそれは自然、そしてそう感想を持ったところでおしまいにする抑制的な態度こそ重要であろう。それをわきまえられない良からぬ生徒がいるのなら、わきまえるよう指導するのが教育だろう。

教師とてもちろん人間、聖人君子であるわけがない。そんなことは子どもを預ける親御さんだって百も承知であるはずだ。しかし教え子たちの前では、教師という者は徹底してそのように、つまり倫理道徳的に一点の曇りなき人間として振る舞うことが要求されるのだと言って過言にはならない。学校以外の場でどんなに変態的なプレイを楽しむような輩であっても、それは問題にならない。ひとえに子どもらの前では常に道徳的に正しい人を<演じる>のが教師たる者だろう。

今回の10人とかの不届者の教師たちには厳罰を与えるしかない。そしてこれを機に文科省や各教育委員会などはこうした犯罪が教師生活ばかりか人間としてのその後の人生を完全に破滅させることを、実例を出して、教職課程にいる学生、また新人教師や現役教師たちに肝に銘じさせ、指導するよりないだろう。各都道府県の警察や公安委員会が飲酒運転事故で人生が事実上終わってしまった人の例をビデオにして啓発活動をしているが、それと同じようなことをするしかない。

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