2025 水無月雑記 〜岩崎加根子、泉龍寺子安地蔵
CS放送で『座頭市地獄旅』(1965年封切)を見た。本当に勝新太郎は天才だと思う。YouTubeでも関連clipsがいっぱい。国際的な人気がある。目が見えないのに、音と皮膚感覚だけですさまじい数の悪党どもを斬り倒すというのは土台無理のある話。子供の頃はそのありえない設定に、いくら娯楽作品でもリアリティなさすぎと無視したものだ。
でもね、「いっつぁん」はもしかすると見えているのかも、と思わせるところも含め娯楽なんだと気づいたね、後年。また、仕込み杖も、あんな細い刀ではあっという間に折れてしまうはず。でもそのでたらめさも勝さん本人のちゃらんぽらんさそのもの、茶目っけそのものと思えば、ますます「This is entertainment!」と言いたくなる。演技はもう、本当に天才だし。
助演女優が岩崎加根子だった。俳優座1期生!俳優座代表。今92歳。当時33歳でその色気に圧倒された。子どもの頃何かの映画やTVドラマで彼女を見ていたから、「あ、見たことある顔!」と興奮、検索したらたくさん写真があった。そのうちの1枚。
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今朝のpotteringは多摩川方面。狛江だ。
狛江で安らぐところは多いけれど、そのひとつに駅から1分の曹洞宗泉龍寺近辺がある。その北側の7-11でコーヒーを買って、店舗前でゆっくり味わった。
泉龍寺境内の子安地蔵。ここが小田急線狛江駅からたった1分なのだ!
娘が2、3歳の頃、ここに来れば自ら手を合わせた。30年後、そのご利益で2回出産を無事に終え、平和に暮らしている。ありがたい。
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