2025 皐月雑記 2 〜笹だんご、「う」
昨日世田谷区松原に在るロピアに初めて行ってみた。
片道でゆっくり走っておよそ25分、あのOKストアよりも「お値打ち品」がありうるスーパーとして擡頭しているこのロピア、元々肉屋さんから発展してきた店ゆえに、明らかにまず肉類は価格・品質ともにOKを凌いでいると思われた。また魚、野菜もすばらしい!
店内を回っていると出くわした「笹だんご」。新潟名物とされているけれど、その新潟に隣接している會津西部の我が故郷でも、田植え後に農家の方々が作られている。聞いたことはないが、おそらく會津盆地(會津の中心)では作られていないのではないか。どうだろう。
私の家は残念ながら(?)農家ではない(父方は商家、母方は旅館)ので、笹だんごは親しい農家の方からいただく一方だった。中学の頃は、五十嵐くんがお裾分けしてくれた。懐かしい思い出だ。お元気ですか、五十嵐くん。
帰宅してこのロピアの笹だんごを食べてみたら、予想を遥かに超える美味しさで、感激してしまった。製造は新潟市の港製菓というところだった。この季節の食べ物だから、味も清々しい。本当に、先人は偉大だ。
*
その笹だんごを私と同じく愛するであろう同郷のKと金子さんとで今週末会う。田舎ことばで話し合えるという点ではKと会っていれば事足りるのだけれど、もう一人同じlanguageの話者がいたら、これはもう、喧しいことになって、隣席の人々は面食らうかもしれない。
K「いやはや、なにくれ懐かしいごど、う〜、みつよしくぅ(=君)。」
金子「いやあ、まづげね(=間違いない)。最後3人で飲んだのいづだったガナ。」
私「3人で、っつ〜のはねがったんねの。他にも誰ガいだわい。」
「う」というのは、志村けんさんのおかげで全国に知られるようになった(?)會津弁の感動詞(間投詞)だ。標準語では「え」。
私「Kよ、おめVlogでやべぇごど言ったな。」
K「う?」
私「あの部分は削除した方がいいぞぇ。」
K「う〜。そうすっつ(するよ)。」
「え」と意味と機能は同じだが、親しい間でしか使わない。
だからど〜したああ!
う〜。
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