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「トランプ・ショック」・・・
彼の再選を支持した多数のアメリカ人の存在にこっちがとっくにショックを受けていたけどね。ハリケーンを核兵器でやっつけるだの、日食を裸眼で見るだの、温暖化は嘘だの、海水面が上昇したら新しいオーシャン・ヴュー・リゾートができるだの、枚挙にいとまがないほどのでたらめと無知の言動を満天下にさらしてきた男に自国経済、延いては世界経済の舵取りを託すなど、飛行の原理やしくみをまず知らず、飛行機の機器類など一切その役目を知らぬ男に機長として満員のジェット旅客機操縦を任せるようなものだ。
恐ろしい世の中だ。
なにしろアメリカという超大国があの程度の人物に導かれているという現実に絶望する。リンカーンを大昔に指導者にしていた共和党の劣化は極端だ。信じがたいほどだ。わずかにリズ・チェイニー元議員など反トランプ派はいたけれど、広がらなかった。政治家としての資質が明らかに不足している者を、他の要素でもてはやす傾向は昔からあったかもしれないが、今多くの国で深刻な状況になっていると思う。
経済は不確実性を嫌うというけれど、むろん確実なことなどほとんどこの世にはないが、極端な不確実性は極端な楽観主義やまた逆に極端な悲観主義も生み出す。
大谷さんのサヨナラホームランは相変わらず痛快だけれど、彼や野球選手になんら罪はないが、アメリカ人よ、浮かれてる場合か、と言いたくなってしまう。もちろん「日本人」もね。
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