松屋と東秀と
笑った。松屋のカレーで、カツがトッピングされているメニューは店舗限定商品なのだ。ちょっと前に用賀店で食べてかなり気に入った。
朝起きて、朝っぱらからというのはありつつも、どうにもそのカツカレーが食べたくなって、一番近い成城学園前店へ行くと「お取り扱いしておりません」。この規模の店舗じゃダメならかなり大きい狛江店では大丈夫だろうと行くと、朝5時から。ええい、じゃあ、登戸店だと思ったら元々そこには出店されていなかった。では向ヶ丘遊園店ならと行ってみると、成城店と同じだった。
「じゃあ、結局用賀に行くしかないんじゃん」とそれなりの長距離を走ってようやくありついた。いやあ、十分な運動になった。
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Kともおととい話したことだが、私らが城北地区、つまり練馬や板橋に暮らしていた1970年代後半は、この松屋もほんの2、3店舗しかなかった。そして練馬区羽沢に住むことになった私は、Kらと共に松屋の1号店によく通った。西武池袋線江古田駅の近くに在ったのだ。生野菜が100円で食べられるのが牛丼そのものより魅力だった。独特のフレンチ・ドレッシングもおいしかった(今も)。
それから1980年前後は世田谷区八幡山で「中華東秀」に足繁く通った。東秀の1号店は世田谷区千歳船橋でオープンしたらしいが、八幡山店もopening 5に入るはずで、この企業の発展にKも私もそれなり寄与した。チャーハンと半ラーメンのセットが大好きだった。それらに餃子も組み合わせた「東秀セット」は後年のメニューだった。
松屋も東秀も、早い裡にそれらの株を買っておけばよかった。え?金があったのかって?Kも私も素寒貧になってコーラの空き瓶を酒屋さんに売って糊口を凌いでいたっけなあ。その酒屋さん、当時のままの店舗で健在だから驚く。2リットル瓶1本30円だった。
*追記 松屋は「牛めし」ですね、牛丼とは言わない。
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