2025 卯月雑記 3 〜栄龍、藤井名人の再びのAI超え
元狛江住民で、旧ブログで数件ご投稿いただいたことがあるミドリブタさんから慰めと励ましをいただいた。そういうこともあって、「PS I Love You」のビデオでは、ふんだんに(?)狛江の近影を使った。ミドリブタさんならすぐに「ああ、あそこだ」と分かる景だ。
ミドリブタさんからは、私の旧ブログで大昔に記したところの狛江市中和泉に在った「町中華」の栄龍を互いに懐かしむ者同士としてご反応をいただいたのだった。2007年とかのことだったか。栄龍は40歳代後半くらいの寡黙なマスターが「ワンオペ」で切り盛りしていた。店での料理の提供ばかりか、出前までした。生姜が隠し味のスープが美味しく、またチャーシューの大粒の賽の目切りがうれしいチャーハンが私の大の好物であった。しかしある日突然店じまいの紙が貼られたのだった。
娘がまだ幼い頃に何度も行った。出前ももちろん頼んだことがあった。全てが懐かしい。
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昨日の藤井名人の33手詰め(35、41手詰めとする説もある)には本当につくづく驚嘆した。先日の詰将棋選手権全問正解優勝の勢いそのままだった。今まで何度も私は書いてきたが、この圧倒的な、今回はAIすらも見つけられなかった詰み筋を発見してしまうスーパーヒューマンな能力こそ、他の棋士を寄せ付けない最大の理由なのだ。レーティング2位で、この頃とみにまた強くなっている永瀬九段も、3位で副立会だった佐々木八段も、埋めようのない実力差をあらためて痛感していよう。
それに比べ、我が世田谷区の星の伊藤叡王はどうしてしまったか。レーティングも4位になってしまった。藤井七冠との差は開くばかりだ。がんばれ!
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